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茨城県、小学生向け自由研究企画「恵水」研究ワークショップを8月28日に原宿で開催

茨城県が、8月28日(木)の1日限定で、東京・原宿「Six Gallery」にて小学生向け自由研究企画「いばらきの梨『恵水』大研究ワークショップ」を開催

茨城県営業戦略部販売戦略課は、小学生向け自由研究企画「いばらきの梨『恵水』大研究ワークショップ」を東京都渋谷区のSix Galleryで8月28日(木)に開催する。同イベントは、自由研究の「駆け込み寺」として位置付けており、自由研究が終わっていない小学生や梨が好きな小学生が対象。

ワークショップは事前申込制で、茨城県オリジナル品種「恵水」の特徴や栽培方法、味の秘密について楽しく学べる内容を多数用意。薄切りにした梨で石細胞を透過観察して梨がシャリシャリする正体を探るほか、デジタル屈折計を使用した糖度計測などを実施予定だ。

講師には、青果物卸売業者でタレントの小沼広太(おぬま こうた)氏のほか、最年少野菜ソムリエプロで「いばらき大使」を務める現役高校生の緒方 湊(おがた みなと)氏が登壇。専門家から直接話を聞きながら、食や農業に対する理解を深めることができる。

株式会社小太郎物産代表取締役 小沼広太氏
いばらき大使/最年少野菜ソムリエプロ 緒方 湊氏
「冷やし恵水すくい」のイメージ

会場では、恵水の試食のほかミストシャワーや風鈴、氷柱(梨入り)など、五感で「ひんやり」と「おいしさ」を体験できるコンテンツを用意。酷暑の中でも参加者が快適に過ごせるよう工夫している。

予約不要の「梨狩り体験」や「冷やし恵水すくい」など、自由に参加できる有料イベントも同時開催予定だ(予定個数に達し次第、終了となる)。

イベント会場のイメージ図

茨城県が20代~60代の男女1,000名を対象に実施した「梨」に関するアンケート調査では、約6割以上の人が「梨の品種による味の違いを知らない」ことが判明したという。さらに、「梨を買うときに品種を意識して購入するか」の問いに対しては、半数以上の人が「意識していない」と回答した。

約6割以上が「梨の品種による味の違いを知らない」と回答
半数以上は品種を意識せずに梨を購入

恵水は、平均糖度が13度以上の甘さとみずみずしさが特徴で、17年の歳月をかけて開発された茨城県オリジナル品種の梨である。茨城県はアンケート調査の実情を踏まえ、同イベントを通じて恵水のブランドと魅力を広く伝えたいとしている。

茨城県オリジナル品種の梨「恵水」
ワークショップ開催概要
タイトル:いばらきの梨「恵水」大研究ワークショップ
日時:2025年8月28日(木)①11時、②13時、③15時
※完全予約制。ワークショップ所要時間は1時間を予定。終了後自由退場
場所:Six Gallery(東京都渋谷区神宮前6-32-1)
参加対象:小学生1年生~6年生 各回上限10名
参加費:無料
内容:
(1)梨のシャリシャリの正体を探れ! 薄切りにした梨で石細胞を透過観察
(2)恵水はどれだけ甘い? 糖度を測ってみよう! デジタル屈折計を使用して恵水の糖度を計測
(3)恵水はどこから来たの? 梨の歴史と栽培の秘密! 和梨の歴史、恵水の栽培〜収穫までを学習
(4)恵水は浮く? 沈む? ひんやり楽しむくだもの水槽実験
(5)恵水の美味しさを堪能! 贅沢梨の食べ比べ
(6)恵水でひんやり! オリジナル梨ドリンク&スイーツ開発