ニュース
スマホが学生証に！追手門学院大学がキャンパス機能を拡張
2025年4月2日 10:55
追手門学院大学（大阪府茨木市）は、独自開発の公式アプリ「OIDAIアプリ」に搭載している学生QR機能（OI-PASS）を「電子学生証」として拡張し、2025年4月から学内での身分証明や出席登録などに利用できるようにした。
授業の出席登録は、カード型学生証を端末にかざす方式から、教室に掲示された二次元バーコードをアプリで読み取る方式に変更して、図書館用バーコードもアプリに搭載。入館や図書の貸出にもアプリを利用可能だ。学内にあるプリンターについても、二次元バーコードによる認証方式に変更した。
OIDAIアプリは、学生の体験価値を向上させる「学院DXプロジェクト」の一環として2024年9月に提供を開始。時間割や大学からの通知、補講・休講情報の通知、タスク管理、施設予約、学修管理システムとの連携、災害時の安否報告といった多彩な機能を備えており、在学生の約98％が利用しているという。
2025年度の新入生には引き続きカード型学生証も配布するが、学内での携行は不要となる。在学生が所持するカード型学生証も引き続き利用可能で、アプリとカードの併用が可能だ。
追手門学院大学は、今後も学びのあらゆる場面でデジタルの力を活用し、効率化や学修環境の高度化を図るとともに、学生一人ひとりの体験価値を高めるデジタルトランスフォーメーション（DX）を継続的に推進するとしている。