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角川ドワンゴ学園、ネット参加型「AI入学式」を開催

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ)とN中等部が、4月6日(日)17時より生徒と保護者向けの入学式を開催

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校・R高等学校(以下、N高グループ)とN中等部は、2026年度入学予定の合計10,000名の生徒と保護者に向けた「AI入学式」を4月6日(日)の17時から生配信すると発表した。

N高グループは、最新テクノロジーを学習に取り入れており、生成AIの導入やAI関連の授業を生徒向けに実施している。こうした取り組みの一環として、入学式でAIに触れる機会を設け、生成AIを活用した新入生歓迎コンテンツを準備する。

新入生向け特設サイトでは、新入生が「これまで頑張って取り組んできたこと」や「これから新たに挑戦したいこと」などを入力すると、生徒一人ひとりにカスタマイズされた学校長式辞がAIによって自動生成される。

さらに、新入生が自分の目標や興味を入力すると、個々の目標や興味関心に合わせた年間スケジュールのほか、1日のスケジュールをAIが提案するという。これにより、生徒一人ひとりに合わせた学びの「設計図」が提示される仕組みだ。

新入生がAIに触れる機会として「学校長式辞生成」「活動プラン生成」の体験メニューを用意

入学式では、2025年4月に群馬県桐生市に新設されるR高等学校の開校を記念し、作曲家・久石譲氏が手がけたN高グループの完全オリジナル校歌が発表される。式典には、AIエンジニアでSF作家の安野貴博氏が祝辞メッセージを寄せ、司会進行は、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記氏が務める。

N高グループの生徒数は、2024年12月末時点で約32,460人に達しており、VRやAIを活用した最先端のオンライン学習環境を提供するほか、高校卒業資格のための必修授業や職業体験、課題解決型プログラムなどを提供している。またN中等部は、自分の中学校に在籍しながら学べる「プログレッシブスクール」として、2024年12月末時点で1,629人の生徒が全国で学んでいるという。