ニュース

N/S高、在籍生徒数が30,000名を突破

N高の開校から8年5カ月で生徒数が20倍に

学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校が2024年8月30日時点で在籍生徒数が30,000名を突破したことを発表

学校法人角川ドワンゴ学園は、同学園が運営するN高等学校およびS高等学校の在籍生徒数が2024年8月30日時点で30,000名を突破したことを発表した。N高等学校は2016年4月に開校し、8年5カ月で生徒数が開校当初の約20倍に増加した。

N高等学校は、インターネットを活用した通信制高校として設立され、オンライン学習環境の整備のほかプログラミング、職業体験、起業や投資、政治など多様な分野のエキスパートが講師を務める部活動を提供してきた。さらに、企業や各界の著名人講師による特別授業を実施するなど、社会で活躍できるスキルを身に付けられるよう幅広い学習機会を提供している。

2021年には、生徒数の増加を受けてS高等学校が開校された。S高等学校では、バーチャル学習を行う「普通科」を設置し、最先端のオンライン学習を提供している。また、ChatGPT-4を活用した生徒専用AIチャットシステムを導入するほか、年間1,000万円の運営予算を使い、生徒たちが自らの決裁権を持って運営する生徒会を設立し、生徒主体の文化祭「磁石祭」も実施している。

N/S高の教育活動は国内外から高く評価され、2022年にはイギリスの教育支援団体「T4Education」による「World’s Best School Prizes」の革新部門でTOP3に選出されるなど、国際的な認知も広がっている。

現在、N高グループの3校目となるR高等学校が2025年4月の開校に向けて準備を進めており、より多くの生徒に多様な学びの機会を提供するため、生徒のサポートに取り組むとしている。