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Appleのアプリ開発コンテスト「Swift Student Challenge 2025」、2月3日から応募受付を開始
2025年1月17日 08:30
Appleは、「Swift Student Challenge 2025」の応募受付を2月3日(月)から開始する。同コンテストは、Appleが開発したプログラミング言語「Swift」を使ってアプリを開発し、世界中の参加者とアプリの出来を競う。最優秀の50名は、米Apple本社に招待される予定。応募期間は2月3日(月)から2月23日(日)まで。
参加資格の主な条件は学生であることで、デベロッパとしてフルタイムで就業している場合は応募できない。最低年齢は国や地域で異なるが、日本の場合は13歳以上。また、Appleデベロッパとして無料でAppleに登録しているか、Apple Developer Programのメンバーであることも条件となる。
アプリ開発には、Swift PlaygroundsやXcodeといったツールを動作させる環境として、対応するiPadやMacが必要。提出するアプリプレイグラウンドの内容はすべて英語の必要があるほか、利用規約や提供されるドキュメントは英語が多いため、プログラミングのスキルだけでなく英語力も必要だ。
Appleは応募に備えて、学生と教育者を対象としたオンラインセッションを用意、「Swift Student Challengeへの参加準備」と題したセッションを1月22日(水)に開催する。同セッションは英語で実施され、AppleのエンジニアやSwift Student Challengeの受賞経験者が優れたアプリプレイグラウンドの特徴やヒントを紹介するなど、独自アプリを作るための着想が得られる機会となっている。
また、Appleプラットフォーム向けのアプリについて探求し、コーディングの基礎を学べる「Develop in Swiftチュートリアル」も利用可能だ。
なお、前回の2024年のSwift Student Challengeでは日本からも優秀受賞者を排出、2024年8月には東京のApple 丸の内に入賞者6名が集まって作品を披露した。
なかでも「PuzzlePix」を作った青山学院大学経済学部の河原慶太郎さんは、Swift Student Challengeの優秀受賞者としてWebサイトに掲載され、多くの影響を受けたとともに「世界中の人々とつながりを築くことができたのは、忘れられない経験です」などと感想を語っている。