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Dynabook、子供の学習用PCに最適な堅牢性を高めた2in1 PC「dynabook K2」を発売
2024年2月9日 06:30
Dynabook株式会社は、タブレットとしてもPCとしても使える2in1 PCの「dynabook K2」を個人ユーザー向けに2月16日に発売する。筐体の外周にスマートフォンケースに採用されることの多いTPU(熱可塑性ポリウレタン)を採用して堅牢性を高め、キーボードを取り外せば10.1型タブレットとしても使えるデタッチャブルタイプが特徴。価格はオープンプライス。
Dynabookでは「お子さまの学習用PCとしても、大人のセカンドPCとしても気軽に使える」としているPCで、dynabook K2(P1K2XPTB)はOSにWindows 11 Pro 64ビットを搭載、ディスプレイはタッチ対応の10.1型(1280×800ドット)液晶で、画面表面は映り込みが少ないノングレアタイプ。充電式アクティブ静電ペンが付属しており、キーボード側のペン収納スロットに収納することができる。
本体とキーボード側の外周には机の上などでも滑りにくく耐衝撃性に優れる素材のTPUを採用、TPUも摩擦係数の高いものを使っているという。堅牢性については自社品質試験だけでなく、アメリカ国防総省制定のMIL規格に準拠したテストを実施予定で、安心して使えるモビリティ性を兼ね備えたとしている。
キーボードは一般的なキーボードよりも小さめのキーピッチ17mmでキーストロークは1.4mm。キーボードにも堅牢性を持たせ、日々の使用でも外れにくくしたキーキャップを採用している。
オンライン授業などに向けて、周囲からのノイズを抑える機能などを持つAIノイズキャンセラーや、マイクのオンオフを素早く切り替えるワンタッチマイクミュート機能も備える。カメラはタブレット前面に約200万画素、背面に約500万画素の2つを搭載している。
そのほかのスペックでは、CPUはインテル Celeron N4500 プロセッサーで、メモリーは8GB、ストレージは256GBのフラッシュメモリー。ワイヤレスは6GHz帯に対応するWi-Fi 6Eに対応、BluetoothはVer 5.1となる。
インターフェースはいずれも本体側にあり、USB 3.2(Gen1)に対応し外部ディスプレイ出力に対応したType-Cコネクタが2つと、一般的なUSB機器に対応するUSB 3.2(Gen1)対応のType-Aコネクタが1つ。さらにマイクとヘッドホン兼用端子が1つ、microSDカードスロットも装備する。充電用としてType-Cコネクターで充電もできるが独立した電源コネクターも装備する。
バッテリー駆動時間(JEITAバッテリ動作時間測定法Ver.3.0)は動画再生時で約6.5時間、アイドル時で約16時間。本体のサイズはキーボード接続時で約248.5×185.5×23.3mm(幅×奥行×高さ)で、重量はキーボード接続時で約1.097kg、タブレット本体だけでは約590gとなる。
また、内蔵ソフトウェアとして100GB分のOneDriveクラウドストレージの利用権がついた「Microsoft 365 Basic」を搭載する。
なお、dynabook K2(P1K2XPTB)の直販サイト向けの同等モデルとしてdynabook KZ20/X(W6KZ2XCUAB)が用意され、2月8日現在の価格は7万6780円。