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チームで課題解決に取り組む「高校選抜探究リーグ」が三菱みらい育成財団の助成先に決定

 株式会社トゥワイス・リサーチ・インスティテュートは、同社が主催する、高校生がチームを結成して3分野の課題解決に取り組む「高校選抜探究リーグ」について、三菱みらい育成財団の2023年度助成先に決定したと発表した。600万円の助成を受ける。

 高校選抜探究リーグは、卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成することを目的とした先端・異能発掘・育成プログラム。参加する高校生は、国内外の学習イベント、各種競技会・コンテスト(ビジネスプレゼン、スポーツ、ゲーム等含む)の受賞経験を持つことが条件となる。

 参加する高校生は「創造的な未来の担い手」として課題に挑戦。3シーズンに分けて11月から12月は「芸術・クリエイティブ」、2024年1月から2月は「地球的規模の課題」、2024年2月から3月は「アントレプレナーシップ」とし、それぞれ専門家から出される課題に対して独自の解決策を提案、評価を競うリーグ戦となる。

高校選抜探究リーグで行うプログラムの概要

 参加者は「学校の枠を超えて同世代の仲間たちと切磋琢磨」するとし、「新しい未来を創造するために何ができるか?」を探究し、さらなる高みを目指すという。参加申込みは高校選抜探求リーグのWebサイトから行い、締切は10月31日。事前説明となるオンラインセミナーも10月24日に開催する。

 なお、主催するトゥワイス・リサーチ・インスティテュートは中学校と高校の探究学習で活用するプロジェクト型の学習プログラム「TWICE PLAN」を提供し、累計10万人が取り組んでいるという。

 また、助成する三菱みらい育成財団では、各種プログラムについて助成を行っているが、高校選抜探究リーグは、卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する「先端・異能発掘・育成プログラム」としているカテゴリー3のプログラムとなる。助成期間は2024年3月までが第1期で、原則として2025年度までの3年間の継続が予定されるという。