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三菱みらい育成財団、2023年度助成事業の採択結果を発表

応募総数413件の中から107件が採択

一般財団法人三菱みらい育成財団は、2月から募集していた2023年度の助成案件について、採択結果を発表した。全国の高校、大学、教育機関などから応募総数413件の中から、107件が採択された。約4.8万人が参加予定。具体的な採択案件のリストはWebで公開している。

同財団は、三菱グループ創業150周年の記念事業として2019年10月に設立。「未来を切り開く次世代人材の育成」を目的に、人格形成で一番重要な時期にある15歳から20歳の若い世代に対し、自ら問い、考え、行動する主体的な若者を育てる教育を支援するため、5つのカテゴリーの教育プログラムを助成している。10年間で100億円を拠出する壮大な事業だ。今回が4回目の募集で、拠出額は約9億円。

2023年度の採択結果は以下の通り。

■カテゴリー1:高等学校等が学校現場で実施する「心のエンジンを駆動させるプログラム」

  • 助成対象者:高等学校等
  • プログラム参加者:高校生等(15〜18歳)
  • 応募件数:181件
  • 採択:67件

■カテゴリー2:教育事業者等が行うより先進的、特徴的、効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム

  • 助成対象者:NPO・株式会社他教育事業者、大学等
  • プログラム参加者:高校生等(15〜18歳)
  • 応募件数:121件
  • 採択:15件

■カテゴリー3:卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する先端・異能発掘・育成プログラム

  • 助成対象者:大学、研究機関、NPO・株式会社他教育事業者等
  • プログラム参加者:高校生等(15〜18歳)、加えて大学1・2年生も対象とする
  • 応募件数:23件
  • 採択:10件

■カテゴリー4:21世紀型 教養教育プログラム

  • 助成対象者:大学、NPO・株式会社他教育事業者等
  • プログラム参加者:大学1・2年生相当(18〜20歳)
  • 応募件数:48件
  • 採択:12件

■カテゴリー5:主体的・協働的な学習を実践できる教員養成・指導者育成プログラム

  • 助成対象者:大学、研修機関、NPO・株式会社他教育事業者等
  • プログラム参加者:高校教員・指導者
  • 応募件数:40件
  • 採択:3件