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【小中教員が対象】ちゅうでん教育振興財団、助成支援と論文募集を4月1日に開始

公益財団法人ちゅうでん教育振興財団が、2025年4月1日より「第25回ちゅうでん教育振興助成」および「第24回ちゅうでん教育大賞(論文)」の募集を開始

公益財団法人ちゅうでん教育振興財団は、2025年4月1日より「第25回ちゅうでん教育振興助成」および「第24回ちゅうでん教育大賞(論文)」の募集を開始する。

ちゅうでん教育振興助成は、全国の小・中学校で実施される教育活動や教職員による研究集会などに助成金を提供する制度である。助成対象となるのは、学習指導要領の実施に役立つ教育実践や研究、地域や家庭と連携した教育実践の取り組みなどで、ICT活用・キャリア教育、道徳教育など幅広い分野が含まれる。助成コースは「学校支援コース」と「団体研究コース」の2種類があり、助成金額は10万円から50万円。募集締切は2025年6月13日(金)となっている。

全国の小・中学校で実施される優れた教育上の試みや教職員を対象とした教育に関わる研究集会やセミナーなどへ助成

一方、ちゅうでん教育大賞は、教育現場での実践研究や成果をまとめた論文を募集し、優れた論文を表彰するものだ。論文のテーマは自由で、2024年度を含む期間に実施した教育活動を対象とする。総合的な学習の時間や特別活動も含み、ICT活用やSDGsを題材とした教育実践など、多様な教育実践論文を募集する。

応募資格は、全国の小・中学校と特別支援学校(小・中学部)の教職員個人または教職員グループで専修学校と各種学校は対象外となる。提出物は、A4用紙で40文字×30行・図表・写真を含んで本文18ページ程度が規定となる。

表彰内容は、大賞1件(副賞50万円)、優秀賞2件(各20万円)、奨励賞10件程度(各5万円)で、締切は2025年5月30日(金)。

全国の小・中学校で実施された教育活動の実践に関する研究および成果をまとめた論文を募集

ちゅうでん教育振興財団は2001年に設立され、名古屋市東区に本拠を置く。全国の小・中学校におけるさまざまな教育活動の支援(助成・表彰)を主な事業とし、子供たちの豊かな「学び」を応援する活動を行っている。