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博報堂教育財団、国語や日本語教育の研究を支援する助成事業の公募を開始

エントリーは10月28日(月)まで

第20回「児童教育実践についての研究助成」の公募を開始

公益財団法人 博報堂教育財団は、第20回「児童教育実践についての研究助成」のWeb応募受付を7月1日より開始した。応募締切は10月28日(月)まで。

同財団は、「ことばの力」を育む研究と児童教育実践の質の向上を目的に、大学・研究機関および教育実践に関わる人を対象に優れた研究を助成している。同事業を通して、新しい視点を持つ研究成果が実践の場で反映され、児童教育の基盤が充実することを目指す。

助成金額は、1件につき200万円を限度とする「1カ年助成」と、1件につき300万円を限度とする「2カ年助成」で、応募時に選択して申請を行う。応募資格は、日本の学校・教育委員会に所属する教育実践に携わる方と日本の大学・公的研究機関に所属する研究者。

対象となる研究は、以下の通り。

●「ことばの力」を育む研究
・国語や日本語教育の諸分野における研究
・あらゆる学びの場におけることばの教育に関する研究

●児童教育実践の質を向上させる研究
・多様な場における教育実践の質を向上させる研究

研究対象は小中学生だが、児童教育への反映が明確な場合に限り、幼児、高校生に関する研究も可とする。

選考プロセスとしては、応募情報をもとに審査委員会が選考をし、助成金額を決定。選考では、「研究成果が児童教育の実践に明確な提言を持つか」「研究成果に実践への展開が見込めるか」「研究成果に実証性があるか」など、複数の項目を重視する。助成の開始期間は2025年4月1からで、研究期間終了年の8月には成果発表会も実施予定となっている。