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三菱みらい育成財団、探究学習などの学びを支援する「2024年度助成事業」の公募を開始

エントリーは4月3日まで

2024年度助成事業の公募を開始

一般財団法人三菱みらい育成財団は2月1日より、2024年度における助成事業の新規募集を開始した。

同財団は、三菱グループ創業150周年の記念事業として2019年10月に設立。「未来を切り開く次世代人材の育成」を目的に、人格形成で一番重要な時期にある15歳から20歳の若い世代に対し、自ら問い、考え、行動する主体的な若者を育てる教育を支援するため、5つのカテゴリーの教育プログラムを助成している。10年間で100億円を拠出する壮大な事業で、今回が5回目の募集となる。

以下5つのカテゴリーで募集を行う。

  1. カテゴリー1:高等学校などが学校現場で実施する「心のエンジンを駆動させるプログラム」
    助成対象は高等学校等、プログラム参加者は高校生等(15〜18歳)
  2. カテゴリー2:教育事業者等が行うより先進的、特徴的、「効果的な心のエンジンを駆動させるプログラム」
    助成対象はNPO・株式会社他教育事業者、大学等、プログラム参加者は高校生等(15〜18歳)
  3. カテゴリー3:卓越した能力を持つ人材を早期に発掘育成する「先端・異能発掘・育成プログラム」
    助成対象は大学、研究機関、NPO・株式会社他教育事業者等、プログラム参加者は高校生等(15〜18歳)(アントレプレナーシッププログラムは大学1・2年生も対象とする)
  4. カテゴリー4:大学・NPO等で行う、「21世紀型 教養教育プログラム」
    助成対象は大学、NPO・株式会社他教育事業者等、プログラム参加者は大学1・2年生相当(18〜20歳)(大学3・4年生を対象とした、専門教育と並行して実施する、学問領域横断の教養教育プログラムも対象とする)
  5. カテゴリー5:主体的・協働的な学習(心のエンジンを駆動させる学習)を実践できる「教員養成・指導者育成プログラム」
    助成対象は大学、研修機関、NPO・株式会社他教育事業者等、プログラム参加者は高校教員・指導者

締切は4月3日(水)17時まで。選考プロセスとしては、応募書類提出後に、選考委員による面接を予定している。助成期間は1年間だが、原則3か年継続することが求められており、2025年6月に成果発表会も実施予定となっている。

選考プロセス