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関西エリア初となる「保育園留学」、和歌山県白浜町で開始

対象は3歳児から5歳児クラスまで

キッチハイクが「保育園留学」を和歌山県白浜町で実施

株式会社キッチハイクは、地域と子育て家族をつなぐ同社の留学プログラム「保育園留学」を和歌山県白浜町の日置(ひき)保育園で開始、2023年8月8日より申込を開始した。関西エリアでの実施は今回が初、対象は3歳児から5歳児クラスで、約2週間子供が保育園に通いながら家族で滞在できる。

これまで保育園留学は首都圏からの参加が約9割だったが、今回の取り組みを機に、今後は関西圏の子育て家族の呼び込みも視野に入れていく。また、南紀白浜空港は東京・羽田間まで片道約60分とアクセスが良く、首都圏からも行きやすい留学先となる。

今回留学先となるのは、白浜地区南部、自然豊かな日置(ひき)地区にある日置保育園。すぐ側を日置川が流れており海の遊びも、山の遊びも両方楽しめるのが特徴だ。宿泊先である「日置川荘」では、徒歩3分の川での釣りや農作物の収穫といった自然遊び体験を受け付けている。

和歌山県白浜町、保育園留学のイメージ

また、週末は車で約20分で、陸・海・空の140種、1400頭の動物が暮らすテーマパーク南紀白浜「アドベンチャーワールド」や、白良浜にアクセス可能。平日の通園と週末のアクティビティをトータルで楽しむことができる。

アドベンチャーワールドや白良浜へのアクセスが便利

白浜町では、株式会社ギフティが提供する、地域で発行・利用可能な商品券を電子化しギフトとして流通させるソリューション「e街ギフト」および、旅前・旅先でのふるさと納税を実現する「旅先納税」システムを、2022年に関西地方で初導入。ふるさと納税の新たな形である「旅先納税」および「旅先納税」の返礼品として、白浜町内の加盟店で利用できる電子商品券、南紀白浜e街ギフト「Yanico(ヤニコ)」の発行を開始し、地域創生に力を入れている。

今回の保育園留学では、費用の全部または一部を旅先納税の返礼品で支払うことが可能になる予定。白浜町が既に導入している「南紀白浜旅先納税」、および返礼品として受け取れる電子商品券、南紀白浜e街ギフト「Yanico(ヤニコ)」を活用した取り組みとなる。

南紀白浜e街ギフト「Yanico(ヤニコ)」を活用した取り組みを実施