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ニュージーランドの幼児教育を現場の教員から学ぶ、オンライン説明会を9月30日開催

子供の主体性を育むナショナルカリキュラム・テファリキを学ぶ

ニュージーランドの幼児教育から学ぶ、オンライン講座を開講

テクノロジーを教育に活用する全国の教員によるコミュニティ MIEE Talks@Admin.は、ニュージーランドで幼児教育に携わる現役教員から、世界的に注目されているナショナルカリキュラム「テファリキ」について学べる講座を開講する。その内容に関するオンライン説明会を2023年9月30日(土)11時より開催。参加は無料で、事前申し込みが必要となる。

自然が豊かで、人間よりも羊が多い国で知られるニュージーランドでは、デジタルテクノロジーを導入した教育が世界的に評価されている。イギリスのエコノミスト誌調査部門が毎年発表する「未来教育指数:Worldwide Educating for the Future Index」において、ニュージーランドの教育制度は、3年連続英語圏で1位となるなど、注目を集めている。

テファリキとは、同国の幼児教育要領にあたるナショナルカリキュラム。幼児教育の主役である子供の主体性を大切にするだけでなく、保護者の意向も同様に尊重し、保育者の主体性も大切にする。こうした関係性を築くことが、大人も主体的に幼児教育に携わることができ、子供の成長と発達にとても重要だと考えられている。

講座の講師を務めるのは、植竹笑子氏。1998年にニュージーランドに渡って以降、長年幼児教育の第一線で活躍し、現在は現地幼稚園の園長として教育に携わっている。説明会では、講座の内容を紹介すると同時に、「ここでしか聞けないニュージーランド幼児教育の全て」として、日々の教育活動のヒントを紹介する。