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子育て家族のための二拠点生活サービス「Co-Sato」がリニューアル

サブスクリプションサービスから、年会費+1泊あたりの課金に

二拠点生活サービス「Co-Sato」がリニューアル

MoonBase株式会社による子育て家族に特化した二拠点生活サービス「Co-Sato(コサト)」は、リニューアルを発表した。新規会員登録の受付は2023年8月16日より開始し、9月より滞在受け入れをスタートする。

従来の旧プランでは「2ヶ月に1回」「1ヶ月に1回」など通う頻度を固定したサブスクリプションサービスだったが、新プランでは年会費を支払うと会員としてCo-Satoが運営する拠点に通う権利が付与され、通うたびに課金される仕組みとなる。

年会費は55,000円(税込)。基本料金は1家族1泊あたり9,900円。宿泊費は1泊あたり、未就学児(3才未満)0円、子ども(3才〜13才未満)3,300円、13才以上が66,000円。

また、会員はCo-Satoが運営するオンラインコミュニティに参加できるほか、Co-Satoが提携を結ぶ子育て家族向けのサービスを得に利用できるなどの特典が用意される(現在調整中)。

料金プラン

Co-Satoサービスリニューアルを記念して「年会費半額キャンペーン」も実施している。会員登録先着5名限定で、Co-Satoの年会費が半額の27,500円(税込)になる。

Co-Satoは、日本初の子育て家族のための二拠点生活サービス。家族・地域・自然が混じり合う「行きつけの田舎」と「拡張家族」のある暮らしを、自然豊かな田舎の物件のシェアリングによって実現する。MoonBase調べでは、子育て世代向けに特化した二拠点生活を実現するためのサービスとしては日本初だという。

2023年2月末から1拠点目である、長野県の辰野川島拠点にて、週末に体験宿泊を受け入れ開始。半年で累計受け入れ数は50家族(約200名)を超えた。2023年5月にα版サービス(サブスクリプションサービス)をリリース。2023年度中に11拠点のオープンを目指しているという。

一般社団法人 不動産流通経営協会「複数拠点生活に関する意向調査」によると、2021年時点で多拠点生活の実施者は約535万人、多拠点生活の意向者は約691万人いると推定されている。

多拠点生活実施者の実施開始年と意向者の検討開始の推移

多拠点生活実施者の4人に1人が多拠点生活サブスクリプションサービスを利用しているが、多拠点生活に関心がある子育て世帯にMoonBaseがヒアリングを実施したところ、既存のサービスは以下の3点から子育て家族に使いづらいという。

  • 高頻度で通うことを前提に設計されている
  • 子どもの受け入れを想定された物件が少ない
  • 同時に滞在する利用者の大半が単身者であることが多く、肩身が狭く感じる

そこで、 Co-Satoは日本で初めて子育て家族に特化した二拠点生活サービスとして、以下の特徴をもってスタートした。

  • 子どもと全力で遊んでくれる学生スタッフがいる
  • 手ぶらでも通えるように豊富なアメニティが揃っている
  • 子育て家族限定にすることで、同時滞在時でも「お互いさま」の精神で安心感がある

そして、今回のサービスリニューアルによって、さらに子育て家族フレンドリーなサービスになったとしている。