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「Tech Kids Grand Prix 2022」、2022年度全国No.1小学生プログラマー決定!
小学生のためのプログラミングコンテストの受賞者を発表
2023年3月2日 12:07
小学生向けプログラミング教育事業の株式会社CA Tech Kidsは、全国No.1小学生プログラマーを決めるプログラミングコンテスト「Tech Kids Grand Prix 2022」を開催。2023年2月26日に決勝プレゼンテーションを行い、グランプリを始めとする受賞者を発表した。
「Tech Kids Grand Prix」は、これからの時代を担っていくすべての小学生に向けた国内最大のプログラミングコンテスト。開催5回目の今年は、全国各地より5,210件におよぶエントリーが寄せられた。本年度からの新たな取り組みとして、全国47都道府県を6つのエリアに分けた「エリア予選」を開催。各エリアから選出された10名のファイナリストが決勝プレゼンテーションにて自身の作品を発表した。
各賞の受賞者は、以下の通り。
第1位(Tech Kids Grand Prix)
関東エリア代表 山本匡一郎さん(埼玉県・小学6年生)
作品:「ほしをめぐるぼうけん」
※【協賛企業賞】Facebook Japan賞、「Unity」賞 最優秀賞を同時受賞
仮想の国同士の戦いを止めるゲーム。ロシア侵攻のニュースを見てショックを受けたことから、“戦わないゲーム”を着想。メッセージ性だけでなく、ゲームとして楽しいかどうかという視点でゲームバランスまでこだわり抜いた作品。
VISION AWARD
九州沖縄エリア代表 上田蒼大さん(宮崎県・小学4年生)
作品:「めざせ! ユニバーサル名人!」
全ての人が暮らしやすい世界を目指し、ロボット「Pepper」を通じて手話やユニバーサルマークについて学べるツールを作成。これまで人前で声を発せないと諦めてきたことにも、プログラミングの力で挑戦し、自身の世界が広がったことをプレゼンテーションした。
PRODUCT AWARD
中部エリア代表 中沢柊葉さん(長野県・小学6年生)
作品:「Release」
2045年シンギュラリティ(AIが人類の知能を超える特異点)をテーマに、AIが暴走する世界で仲間を助け出すスリルゲーム。CGを駆使し、様々なギミックや完成度の高い世界観を作り込んだ。
PRESENTATION AWARD
中四国エリア代表 鎌田千記理さん(香川県・小学3年生)
作品:「めざせ!きれいなおへや」
片付けが苦手な妹のために、整理、収納、片付け、整頓を身につけるためのゲームを開発。子どもが苦手なことでも楽しく取り組めるようにデザインにもこだわり、さらに開発ストーリーも落語調のプレゼンテーションを披露した。
【協賛企業賞】Cygames賞
中四国エリア代表 口田道哉さん(岡山県・小学6年生)
作品:「ハニカムパズル for SDGs」
地球上からミツバチがいなくなると大変なことになると知り、ミツバチをモチーフにしたパズルゲームを開発。なめらかな操作性や、プレイヤーが幸せな気持ちになるような工夫が多数。遊びながらSDGsを学べるスタディコーナーも用意した。
【協賛企業賞】マイクロソフト賞
中部エリア代表 伊藤紬記さん(岐阜県・小学2年生)
作品:「素晴らしい地球〜元素を知ろう〜」
自身が大好きな「元素」を、多くの人にも興味を持ってもらうため、元素を学べる4つのミニゲームを開発!キャラクターとBGMも自分で作成したほか、キャラクターの動きにはAIも活用した。
【協賛企業賞】東急賞
近畿エリア代表 古川一希さん(奈良県・小学6年生)
作品:「熱中症対策アプリ」
妹が遊びに夢中で熱中症になってしまった経験から開発した、子どもや高齢者でも使いやすいアラートアプリ。位置情報を用いて暑さ指数を表示し、年齢と体重をもとに水分補給量を教えてくれる。補給を忘れないようタイマー機能も工夫した。
【協賛企業賞】CyberAgent賞
北海道エリア代表 野村一護さん(北海道・小学6年生)
作品:「どこでもお祭り北海道」
大好きなお祭りを通して、地元北海道を元気にするためのお祭りアプリ。実際に地元の情報を自分で集め、北海道各地の100のお祭り情報をデータ化した。縁日体験ゲームや、北海道に詳しくなれるスタンプラリー機能なども用意した。
また、上記賞に加え、プログラミング学習ツールおよび開発環境等を提供する企業と連携したツール賞も設置。各ツールを用いて開発された作品の中から、特に優れた作品への特別賞をが贈られた。
受賞者は下記の通り。
・「プログラミングゼミ」賞 最優秀賞
杉本 陸さん(神奈川県/小学3年生)
作品:「カラーサバイバル」
・「QUREO」賞 最優秀賞
宮前京弥さん(栃木県/小学6年生)
作品:「Himawari」