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中高生向け、コンテンツの権利・著作権侵害について学べるPBL型プログラムの提供開始

「10代のデジタルエチケット」

コンテンツの権利・著作権侵害について学習するPBL型プログラム「10代のデジタルエチケット」

一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)は、中高生に向けにコンテンツの権利・著作権侵害について学習するPBL型プログラム「10代のデジタルエチケット」の提供を開始した。授業のテーマは「どうすればデジタルエチケットを守れるのか?」で、50分2コマ構成。総合的な学習の時間や、週末の課外授業など、オフライン・オンライン両方で活用できる内容となっている。

10代のスマートフォン保有率が上がり、現実とデジタル社会の境界がどんどんなくなっている。デジタル社会のルールは複雑化し、海賊版サイトを不正なものと知らずに視聴している中高生も少なくない。プロ、アマチュア、年齢問わず誰もがクリエイターになれる現代において、著作物に対して実社会と結びつけ正しく理解することは、日本のコンテンツ・クリエイターを守り、正当な利益を還元していくためにも重要な課題だ。

PBL型プログラム「10代のデジタルエチケット」は、これからのデジタル社会の中心を担っていく10代が、コンテンツ保護に対して主体的に関わり、社会生活で当たり前に守られているソーシャルエチケットを身につけることを目的としている。

「10代のデジタルエチケット」コンセプト動画イメージ

プログラムの概要は、下記の通り。

【授業テーマ】
「どうすればデジタルエチケットを守れるのか?」

1コマ目:コンテンツ(著作物)とはなにか・権利とはなにか、権利の侵害と現状、海賊版について学ぶ

2コマ目:日常で起こり得るストーリーから海賊版について学び、デジタル社会で生きるうえでの 著作物の大切さを伝えるコンテンツを作る

【2022年度実践校】
大分県立大分豊府高等学校 (オフライン形式プログラム)
群馬県立高崎女子高等学校 (オンライン形式プログラム)

【プログラム監修】
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA)
一般社団法人STEAM JAPAN

【協力】
経済産業省