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マインクラフトで個人データ保護を学ぶ「Privacy Prodigy」のワールドが公開

Bedrock版のマイクラにも対応

Privacy Prodigy(日本名:プライバシーの天才)

 Xboxは2月7日、オンライン上のプライバシーをテーマにした「マインクラフト」の新しい学習体験と保護者向けの安全対策を発表した。あわせて「Minecraft Education」では新しい教育版コンテンツ「Privacy Prodigy(日本名:プライバシーの天才)」を公開した。現在は英語版のみの公開だが日本からも利用できる。

 没入型のゲームベースの学習体験である「Privacy Prodigy」は、7歳から18歳までのプレイヤーが個人データを保護するための戦略を学ぶ教育コンテンツ。公共の場でデータを保護する方法やデータを保存する場所など、社会に出てから個人データを安全に保つ方法を学べるという。

 コンテンツでは、自分の個人データに誰がアクセスすべきか、なぜアクセスすべきかを考える際、より多くの情報に基づいて意思決定する方法を学ぶ。さらに「信頼できる範囲」という概念を知り、管理すべき情報と共有してもいい情報を見極める力を養う。そして、個人情報を守ることと、情報漏洩による問題を軽減する方法についても学べる。

「Privacy Prodigy」はBedrock版のマインクラフトに対応、利用にはマインクラフトでマーケットプレイスを開いてPrivacy Prodigy(プライバシーの天才)をダウンロードする。

 Xboxによれば、オンラインが学びや遊びの主要な場所であり続けるために、オンライン上の安全について理解してもらうことは最重要課題としている。発表した2月7日は国際セーファー インターネット デー (Safer Internet Day)であり、安心して楽しめるオンラインの世界を作ることを再確認する日でもあるとしている。

2月7日は国際セーファー インターネット デー (Safer Internet Day)

 また、今回の発表ではXboxで安全にゲームを楽しむためのヒントなども掲載。定期的に子供と一緒に安全を確認し、家族用のグループと子供用アカウントを作成してアクティビティに関する通知を受信すること。「Xbox Family Settings」アプリを使ってスマートフォンからスクリーン タイムの設定、ゲーム アクティビティの把握、支出管理、フレンドリクエストなどの確認ができることも紹介している。