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小学生の意識調査、憧れの人はベスト3は「アーニャ」「お母さん」そして1位は「友達」
なりたい職業や流行語ランキングも発表
2022年12月2日 06:35
株式会社ベネッセコーポレーションの通信教育講座「進研ゼミ小学講座」は会員対象に2022年の出来事や将来に関する意識調査を実施、結果を発表した。それによれば憧れの人の1位は「友達」、なりたい職業の1位は「ユーチューバー」となった。
この調査は2020年から実施しているもので、進研ゼミ小学講座の3年生~6年生の会員対象で11月11日から24日まで実施、合計1万3816人から回答があった。男女の内訳は女子9238人、男子3691人、性別無回答887人。
憧れの人では、これまではアニメの登場人物やアイドルが上位だったが、今年は1位に「友達」、2位に「お母さん」と身近な人がランクイン。ベネッセでは外出やイベントの自粛が緩和されて身近な人々との交流の機会が戻ってきた影響があると分析、3位の「アーニャ」は「SPY×FAMILY」のキャラクターで人の心が読める超能力者であることやかわいさを憧れの理由として挙げられていたという。
また、今年わくわくしたことの1位は「修学旅行」、2位は「運動会」と学校行事の復活が見て取れる。印象的だったニュースでは1位が「安倍元総理襲撃」、2位が「ウクライナとロシアの戦争」と社会の重要なニュースが上位に挙げられている。
流行語の1位は「それってあなたの感想ですよね?」となり、ひろゆきさんの真似をしながら言うことが小学生のなかでブームになっているという。小学生が夢中になったこととして「○○しか勝たん」の○○を聞いたところでは、1位が「スプラトゥーン」、2位が「すとぷり」、3位が「なにわ男子」とゲームや音楽が上位にランクインしている。
憧れの職業については、総合1位は「ユーチューバー」で3年連続となったほか、トップ10のうち6つまでがクリエイティブ系の職業となり、総合2位と女子の1位が「漫画家・イラストレーター・アニメーター」となるように漫画やアニメが小学生にとって身近な存在になっているとしている。また、男子では野球選手がサッカー選手を僅差ながら上回った点を挙げ、メジャーリーグの大谷翔平選手などの活躍が影響を与えたとも分析している。