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ベネッセコーポレーション、小学生の夏休み調査2022を実施

「もっとも楽しい」のは自由研究

株式会社ベネッセコーポレーションは、「進研ゼミ小学講座」会員の小学3~6年生、および「まなびの手帳」(保護者向け教育情報アプリ)に登録している保護者を対象に、2022年の夏休みの宿題に関する調査を実施した。

「進研ゼミ小学講座」会員を対象に実施した調査は、期間が2021年7月14日~24日で、回答数が9168人。

「まなびの手帳」会員を大賞に実施した調査は、期間が2022年7月14日〜18日で、「まなびの手帳」登録者数が259人。

■自由研究は「もっとも楽しい夏休みの宿題」である一方で、大変という声も

小学3~6年生を対象に実施した調査では、自由研究は約6割の子どもに夏休みの宿題として出ている。小学生にとっては「もっとも楽しいと思う」夏休みの宿題の第1位である一方で、「もっとも大変だと思う」夏休みの宿題の2位にランクインしており、楽しみだが大変であることがわかる。

■保護者の約8割が「自由研究」を手伝う、完全に子どもにまかせる保護者は1%未満、大変なことTOP2は「テーマ選び」「研究の進行」

保護者への調査では、約8割が何らかの形で「子どもの自由研究を手伝う」と回答した。「完全に子どもにまかせる」という回答は1%未満だった。「自由研究」で大変な点としては「テーマが思いつかない」「子どもが1人で研究を進められない」という回答が約6割にのぼる。

ベネッセ教育総合研究所の主任研究員 小泉和義氏は、「子ども自身が興味関心に従って情報を集めたり、新しい発見に驚いたり、うまくいかずに挫折したりしながら、最後まであきらめずに研究をまとめていく過程こそが大切なのです」「子ども自身が自分で決められるように導いてあげるとよいと思います」「おうちの方にやりたいことを応援してもらっている子どもは、「自分に自信がある」と思う割合が高いという調査結果もあります」「子どもの興味関心を引き出し、夢中になる姿勢を応援してあげてください」とコメントしている。

■参考データ

「進研ゼミ小学講座」会員を対象にした、夏休みの宿題に何が出ているかの調査結果は次のとおり。