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みんなのコード、「情報教育の未来」について考えるオンラインイベント開催

コンピュータサイエンス教育週間に合わせて実施

オンラインイベント「日本の情報教育の未来について考えよう!」

 特定非営利活動法人みんなのコードは、オンラインイベント「日本の情報教育の未来について考えよう!」を開催する。産業界から行政までさまざまな立場の人が集まって情報教育について話すイベントで、その模様は12月5日から11日までいつでもYoutubeで視聴できる。視聴料は無料だが、申込みが必要となる。

 今回のイベントは同時期に実施される「Computer Science Education Week(コンピュータサイエンス教育週間)」および、コンピュータサイエンス教育の普及活動「Hour of Code(アワー・オブ・コード)」に賛同し、実施されるもの。

 日本の情報教育は小中高と順にプログラミング教育が拡充・必修化し2025年度には大学入試共通テストに教科「情報」が導入される一方で、情報教育について本当に社会に出て役立つのかなどの疑問もあるという。

 登壇者は行政や地方の教育現場、大学、産業界から参加する。現在の動向、情報教育の重要性と将来のビジョンについて話をし、今の学校教育に求められる役割、子供たちが生きていくこれからの社会に向けてどのように考え行動すべきなのかを一緒に考えるイベントにしたいという。

 イベントの登壇者は以下の4名となる。

文部科学省初等中等教育局学校デジタル化プロジェクト チームリーダー
武藤久慶氏

加賀市教育長
島谷千春氏

横浜美術大学 美術学部 美術・デザイン学科 教授
浅川正樹氏

株式会社SHIBUYA109エンタテイメント代表取締役社長
石川あゆみ氏

 モデレータはみんなのコード代表の利根川裕太氏が務める。イベントの対象は、主に情報教育に携わる学校関係者、その他教育関係者としており、申し込みの締め切りは12月4日の18時で、申し込み後に担当者からメールでYoutube限定公開のリンクが連絡される。