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進研ゼミ、Nintendo Switchで学ぶ「得点力アップシリーズ」を2023年3月から開始

友達と学習知識でバトルが可能、小5~中1の受講費内で提供

進研ゼミ 得点力アップシリーズ for Nintendo Switch

 株式会社ベネッセコーポレーションは、Nitendo Switchを使う「進研ゼミ 得点力アップシリーズ for Nintendo Switch」を2023年3月提供の4月号から開始する。対象は小学5年生、6年生、中学1年生の進研ゼミ会員で、オプション料金などは必要なく通常の受講費内で提供する。

 内容は各学年で特に苦手になりやすいテーマを重点的に開発、小学5年生には「世界の地理」、小学6年生には「歴史」、中学1年生には「定期テスト対策(理科、社会)」を提供予定という。プレイモードは2種類で、「ひとりで学ぶ」では単独でテーマの知識理解や演習を行ない、「みんなで学ぶ」では学習した知識をもとに友達とバトルができる。ただし、対戦はオフラインとなる。

開発中の画面

 ベネッセは東京大学と共同研究プロジェクトを行なっているが、そのなかで勉強が「嫌い」から「好き」になった中学生の特徴として、7割以上の生徒が「友達に負けたくないから」を勉強の動機として挙げている。

 そこで、「進研ゼミ 得点力アップシリーズ for Nintendo Switch」では単独学習だけでなく「みんなで学ぶ」モードを搭載、競い合ったり教え合ったりという要素から、子どもたちの学習意欲の向上を支援することが可能になるとしている。

勉強が「嫌い」から「好き」になった生徒の特徴

 なお、Nitendo Switchソフトの提供は、10月から開始した「小・中学生の学習意欲を応援する”勉強が好きなキミ、はじまる”キャンペーン」の一環で、VRゴーグルに続く第2弾。「子どもの学習意欲の低下」という社会課題に対して新しいコンテンツを提供、ふだんは遊びで使用することの多いNitendo Switchを学習で使用してもらうことで、日常的に勉強を行なうきっかけ作りと、勉強が「わかるようになった」「楽しくなった」という経験を作ることを目指すという。