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ハーバード大のコンピュータサイエンス講座「CS50」の日本語化が完了し、無償公開

LABOTがコロナ禍で影響を受けた学生に履修証明書ありの講座も開設

 エンジニア養成スクール「CODEGYM」を運営しているLABOTは、米ハーバード大学がオンラインで無償公開しているプログラミング学習、コンピュータサイエンスの入門講座「CS50: Introduction to Computer Science」と「CS50’s Web Programming with Python and JavaScript」の2022年度版の日本語化を完了したと発表した。Webサイトで無償公開中。

「CS50」は米ハーバード大学の学生向けに展開されているコンピュータ・サイエンス入門講義で、オンラインでビデオ配信と講義スライドがすべて無償公開されている。LABOTが作成した日本語版はクリエイティブ・コモンズの「CC BY-NC-SA 4.0」ライセンスに準拠して無償公開しているため、コンテンツの利用は非営利に限定され、個人での学習、学校教育法で定められた学校法人の授業教材、NPO法人の非営利活動などに限られる。

 LABOTはコロナ禍で影響を受けた学生にプログラミング学習を無償提供する支援プロジェクト「CODEGYM Academy」の秋入校を11月12日に開始予定。履修者は2022年度最新版のハーバード大学のCS50 履修証明書を取得可能となる。

「CODEGYM Academy」の対象は大学などに在籍中の学生で、入校にはIT業界へ興味があり就職支援を希望し、欠席なく土曜日のオンライン講義に参加、新型コロナウイルスによる影響を受けたなどの条件があり、入学のためのWebテストも実施する。エントリーは8月24日から受け付けている。