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イラストを2Dアニメとして動かす「Live2D Cubism Editor PRO」、無償利用が学校の部活も対象に

 2Dイラストに立体的なアニメーションを加える表現技術を持つ株式会社Live2Dは、教育機関向けにイラストを2Dアニメとして動かすソフトウェア「Live2D Cubism Editor PRO」のライセンスを無償貸与する「Live2D 教育支援プログラム(LEAP)」の適用条件を8月7日に変更、部活動や課外活動も対象にしたと発表した。

 Live2D 教育支援プログラム(LEAP)では、ゲームや映像の未来を担う人材への支援の一貫として、平面的なイラストを自由に動かすことができるソフトウェアの上位版である「Live2D Cubism Editor PRO」のライセンスを無償貸与。これまで、約300を超える教育機関など約2万7000名の学生ユーザーに無償貸与を行ってきた。

教育機関での利用シーン

 これまでは教育プログラムや課題研究に限定し、大学や専門学校中心に利用されていたが、高校からの問い合わせが多くなったため、今回のサービスリニューアルで、教育機関で教員指導の下に行われているゲーム・映像・イラストに特化した部活動、課外活動への無償貸与も可能とした。

 申し込みはLive2D 教育支援プログラム (LEAP)申請フォームから行うが、適用になるかどうかはLive2Dによる審査の上で判断される。また、「Live2D」という名称を教育カリキュラム等の主要な説明文に含み、一般公開するなどの条件がある。

 なお、教育機関向けの無償貸与のほか、学生や教職員が個人で「Live2D Cubism Editor PRO」を利用する際に大幅割引が受けられる学割プログラムを別途用意している。