ニュース

セガ、「ぷよぷよプログラミング」にネットワーク利用で双方向性を学べる新しい副教材を無償提供

「ぷよぷよプログラミング」の副教材

 株式会社セガは無償提供のプログラミング教材「ぷよぷよプログラミング」を活用して、学習指導要領に対応した授業をするための副教材を提供しているが、6月1日から、ネットワーク利用のプログラミングについて学べる副教材を追加で提供する。副教材の利用料も無料。

 ぷよぷよプログラミングは2020年6月から無償提供し、小学校から大学、eスポーツ団体や企業が主催するイベントなどで活用され、一般を含む10万人以上が利用しているというプログラミング教材。

ぷよぷよプログラミング

 プロのエンジニアが作成したソースコードと製品版の画像データをそのまま利用していることが特徴で、プログラムも理論からではなく手本を入力していく「写経形式」を採用、まずは完成させるという成功体験を提供し、その後、プログラムの改変などを通じてプログラミングを楽しみながら習得することを狙っている。

 副教材は2022年から無料公開しているが、今回追加した副教材は自作の「ぷよぷよ」にランキング機能を追加することを通して「ネットワークを利用した双方向性のあるコンテンツのプログラミングによる問題の解決」を学べるというもの。入力に対して応答があり、その一部の処理過程にネットワークを利用する。「ネットワークを利用した双方向性」は、2021年に実施の中学校の学習指導要領にも取り上げられている。

授業概要

 セガによれば、今回追加の副教材と、既存の副教材をあわせて学習することで、発展的にプログラミング学習を深められるとしている。

 なお、副教材のダウンロードには学校名が学校所在地など学校情報などを記載する応募フォームから申請する必要がある。その際、先生の名前だけでなく、学校名などの学校情報も必要となる。

生徒配布資料の例