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ぷよぷよプログラミング、小・中学校・高等学校の学習指導要領に対応する副教材を無料公開

株式会社セガのプログラミング学習教材「ぷよぷよプログラミング」で、小・中学校・高等学校の学習指導要領に対応する副教材が4月8日に無料公開された。データの公開に合わせ、数量限定で製作した「製本版」を抽選で50校に提供するキャンペーンも実施する。

「ぷよぷよプログラミング」は、ブラウザーからクラウド上でJavaScriptまたはPythonをプログラミングして実行できる学習環境「Monaca Education」(アシアル株式会社)の中で利用できる。今回、Monaca Educationのサイト内の特設ページで教材データを公開した。

「ぷよぷよプログラミング」はセガのアクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを手本通り入力(写経)することでプログラミングを学習できる教材。ソースコードの改変や画像/音声ファイルの作成・編集・組み込みなど発展的な内容も可能で、「本物のプログラミングを体験できる」教材として、実践的なプログラミング学習を提供してきた。

今回公開された副教材は、京都精華大学メディア表現学部 鹿野利春氏の監修により、小・中学校・高等学校の学習指導要領に対応した。教員が指導に活用できる授業マニュアルや、児童/生徒用テキストなど、以下の全6種類が公開されている。

  1. 取り組むにあたって(教員用):授業の準備、テキストの使い方などの概要
  2. 学習指導要領とぷよぷよプログラミング(教員用):小・中・高における学習指導要領の概要とぷよぷよプログラミングでの対応
  3. 題材の指導計画と評価規準(例)(教員用):小・中・高における「単元の評価規準」、および、「指導と評価計画」例
  4. 授業概要(教員用):授業時間ごとの授業の進め方例を記した教員用テキスト(小学校・中学校・高等学校)
  5. 授業資料(児童/生徒用):授業内で投影などにより使用することを想定した各授業ごとの説明資料(小学校・中学校・高等学校)
  6. 配布資料(児童/生徒用):授業内で使用することを想定した、児童/生徒用配布資料(小学校・中学校・高等学校)
「4. 授業概要」高等学校版
「5. 授業資料」高等学校版
「6. 配布資料」高等学校版

また、データの公開に合わせ、応募した学校の中から抽選で50校に「製本版」を抽選で50校に提供する。応募は特設サイトからで、応募期間は2022年4月8日~4月20日。

「取り組むにあたって」「学習指導要領とぷよぷよプログラミング」「題材の指導計画と評価規準(例)」「授業概要」の4種類の内容を1冊にまとめて製本した「資料集」と、「授業資料(製本版)」、「配布資料(プリント版)」をセットで提供する。

さらに、抽選からもれた学校の中から、さらに抽選で、小・中学校・高等学校各200校(計600校)に、教員用「資料集」3部を提供する。