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ギフテッドの特性を持つ子どもたちの学習を「すらら」でサポート

NPO法人ROJEでの活用が開始

特定非営利活動法人日本教育再興連盟(以下、NPO法人ROJE)が実施するギフテッドプロジェクト「sprinG」において、株式会社すららネットのAI×アダプティブラーニング教材「すらら」の利用が開始された。

ギフテッドとは、「生まれつき特定の能力が非常に突出している」特性。先天的に顕著に高い知性と精神性、共感的理解、洞察力、独創性、優れた記憶力を持つ。早期教育をすることで得られるものではない。

一方で、ギフテッド特性を持つ子どもたちは、特性に気づいて伸ばしていければ、圧倒的な成果を出すことがある。しかし、特性によって周りの子どもたちと違いが生まれ、学校生活で孤独を感じることや、不登校になってしまう子も多くいる。

アメリカなど海外では、ギフテッド教育を公立校や私立校、ホームスクールで受けられ、才能の可能性を最大限に伸ばすことを目的とした教育が行なわれているが、日本ではギフテッド教育の概念がまだほとんど取り入れられておらず、理解や支援を得づらいのが現状だ。

「sprinG」はギフテッド特性があり、学校に馴染みづらいと感じている小・中学生やその保護者に向けた支援を行なうプロジェクト。「すらら」は、学年を超えてどんどん先取り可能な無学年学習が可能であることや、文字やアニメーション、音声などを多用した多感覚学習など、ギフテッドの子どもたちの特性に配慮した特長がある。さらに、AIを使った個別最適化学習により、得意と苦手の凸凹が大きかったり、特定の領域に強い関心を有するギフテッドの子どもたちに対して、個に応じた学習が提供できるのもメリットだという。