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思考力・表現力・判断力を可視化・データ化する評価ツール「Ai GROW」、昭和女子大学附属昭和小学校が導入

Institution for a Global Society株式会社は、昭和女子大学附属昭和小学校が評価ツール「Ai GROW(アイ・グロー)」の導入を決定したと発表した。私立小学校との直接契約(有償)での導入事例としては初だという。

Ai GROWは、学力と異なり従来のペーパー・テストでは評価が難しいとされる「非認知能力等」を可視化する評価ツールだ。能力を児童同士で評価し、かつ評価の偏りや忖度をAIで補正することで、公正な評価を実現している。定期的に受検することで、児童の資質・能力の成長をデータ化し、推移を把握できる。すでに国内外で250校以上の小学校・中学校・高等学校に導入しているという。

導入背景として、昭和女子大学附属昭和小学校の前田崇司校長は「本校では、2022年度から『Lead yourself 自分リーダーシップ』の発揮を6年間を通して育成する資質・能力の柱としています。これまでの伝統を基盤としつつ、「主体性」や「自己効力感」を育成する教育課程を実施していきます。目標を達成するためには、教育課程の成果を常に評価し、エビデンスベースで教育課程を改善する必要があり、評価ツールとしてAi GROWを導入しました」とコメントしている。