レポート
イベント・セミナー
駆け込み万博のススメ【後編】、並びたくても並べない万博を楽しむ最終攻略のコツ
2025年10月3日 06:30
大阪・関西万博(以下、万博)も閉幕まで残すところ2週間を切った。本当にギリギリだが、筆者の周りでもこれから初めて万博に行くという知り合いが何人もいる。ほかにも、手元にまだ利用していないチケットがあり、万博に行くことを検討している方もいるだろう。
そうした方に向けて、本記事では 10月1日時点の最新情報を元に 万博会場での上手な立ち回り方や各パビリオンの楽しみ方を解説する。 前編 でも、万博は少し前の常識が通用しないと解説したが、残り2週間を切り、さらにめまぐるしく状況が変わっている。
■人は多いが、覚悟を決めればなんとかなる
■チケット購入や早い時間のゲート予約はより困難に!当日券販売も終了
■7日前抽選や3日前先着が全部ダメなら、朝一入場で当日登録をねらう
■待ち時間を知りたいなら「万博GO」と公式サイトが参考になる
■閉幕まで毎日花火が実施!ドローンショーも開催時刻が変更に
■「いのちの未来」と「いのち動的平衡館」は、キャンセル待ち整理券を狙え!
■最長待ち時間を誇るイタリア館は、当日登録がおすすめ
■入る方法もヌルヌル変わる!「null2」攻略法
■「完全予約制になると言ったな、あれは嘘だ」PASONA NATUREVERSE
■大行列でも進みは早いフランス館
■ドローンショーと噴水ショーを見るならこのポジションがおすすめ
人は多いが、覚悟を決めればなんとかなる
筆者は、9月19日に6回目の万博に行ってきた。この日の関係者を除いた入場者数は21万1000人で、ほぼ最高クラスだ(現時点での最高入場者数は9月22日の21万5000人)。
混雑具合だが、いろいろなパビリオンで並び列がラインカットされていて、「並べません」という立て札が掲げられていた。コモンズBとコモンズCの間の通路が混雑し移動に苦労したりはしたが、都内の朝の通勤ラッシュを知っているのなら、耐えられないというほどではない。愛・地球博などの過去の万博では、会期終了に向かうにつれ入場者数がどんどん増えていったが、今回の万博は、入場予約が必須なので、入場者数をコントロールできている。
下にCreginal pageで毎日更新されている来場者数ヒートマップの9月30日までの画面キャプチャを掲載したが、これを見ると9月第3週以降は、土日でも平日でも入場者数はほぼ21万人前後(関係者は除く)であり、平日だから空いているとはいえないが、土日でも平日以上に混んでいるわけではない。
筆者は、万博協会のこの運営方針は正解だと思っている。万博での上手な立ち回り方を知っていれば、快適とはいえないものの十分楽しめるレベルではある(もちろん、予約なしでイタリア館とフランス館とアメリカ館を1日で見たいとか、そういう無茶振りはなしで)。
チケット購入や早い時間のゲート予約はより困難に!当日券販売も終了
前編で、公式サイトから購入できなくても、JTB扱いや「EXPO Quick」英語版ならまだ買えることを紹介したが、それらのチケットもほとんど売り切れてしまった。また、ゲート予約を9時に変更するコツも紹介したが、こちらも日に日に熾烈な戦いとなっている。
2日前の7時~8時に西ゲートの予約枠が追加されること自体は変わってないが、予約変更を狙う人が増え、待機列で1時間半以上待たされるようになってきた。最近は7時2分や7時3分に予約枠が追加された後も、何回かに分けて予約枠が追加されるときもあるようだ。大変ではあるが、2日前の5時くらいからアクセスを開始して、予約枠追加までセッションをキープしておけば、9時や10時にゲート予約を変更できるチャンスはある。
問題は新規購入だ。まだチケットを買ってなくてこれから万博に行きたいという場合、普通の手段でチケットを購入するのはほぼできなくなった。9月26日までは、万博会場の両ゲートの手前に当日券販売所があり、そこで入場時間指定済みの当日券を購入することもできたが、すでに当日券販売は終了。公式サイトでの新規チケット購入も9月30日で終了した。
また、来場日時予約ができていない1日券などを持っている人のために、9月27日から10月12日まで、東ゲート前のチケット引換所で、まだ利用していないチケットと当日12時以降に入場できるチケット「1日券」や「平日券」「特別割引券」または16時以降に入場できるチケット「夜間券」の交換が行なわれているが、1日あたりの交換可能枚数は数百枚とされており、交換開始の11時を待たず、列が締め切られていることがほとんどだ。12時から入場できるチケットへの交換を求めて、徹夜で並んでいる方も出ているようだ。
プレゼントや福利厚生の一環として手に入れた未利用のチケットを持っているので、現地で当日券に交換を考えている方もいるだろうが、行くのが遅いと締め切られていて、無駄足になってしまう可能性が高い。前編で紹介したカッキーさんが運営するDiscordサーバー「 だれでも万博(仮) 」などで最新情報を確認してから行くことをおすすめする。また、当日券への交換の予定は、毎日更新されている万博情報で発表されている。こちらもあわせて確認しておくとよいだろう。
7日前抽選や3日前先着が全部ダメなら、朝一入場で当日登録をねらう
パビリオンの予約については、2カ月前抽選、7日前抽選、3日前先着といくつかの予約タイミングが用意されているのだが、これから万博に行く方は、基本的に7日前抽選ではほぼ当たらないと思った方がよい。3日前先着予約は、3日前の0時から受付が開始されるが、こちらも7日前抽選で余った枠やキャンセルされた枠が対象なので、数は少ない。
なお、オランダ館は少し特殊で、3日前の0時か2時か4時に先着登録枠が開放される。何時に開放されるかが分からないのが難点だが、夜強い人はチャレンジする価値はあるだろう(実際はジャストではなく数分遅れることも多く、6時前に開放されたこともあった)。
事前抽選や3日前先着予約が全く取れていなくても、 当日登録 がある。当日登録は、大きく2つに分けて考えるとよい。
1つは 朝一の登録枠 で、これは当日登録が可能な多くのパビリオンが実施している。要するに朝、開場前に登録枠が用意されており、入場したら早い者勝ちで登録できるのだ。
ただし、「モンスターハンター」や「住友館」など、人気のパビリオンは数分持たず埋まってしまう。現在、両ゲートのオープン時刻は8時50分だが、「モンスターハンター」も「住友館」も早いと8時53分には当日朝の開放枠がすべて埋まってしまうのだ。えみる研究所がまとめている、朝一の当日登録完売時刻が参考になるが、人気のパビリオンはあっという間に埋まってしまうことがわかるだろう。朝一の当日登録開放枠を狙うなら、最低でもメトロ始発で夢洲(東ゲートの場合)に向かうべきだ。もちろん、10時頃でも残っているパビリオンもあるので、8時前くらいにゲートについても、ゲート運が良ければ間に合うこともある。
また、当日登録は、朝一に入場できた人だけの特権ではない。朝一でその日の登録枠をすべて開放するのではなく、12時や15時など 決まった時刻に段階的に開放していくパビリオンも多い 。開幕当初から「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」(以下ガンダム館)が、時間を決めた段階的な開放をしていたので、 通称ガンダム方式 と呼ばれている。ガンダム方式なら、朝一で入れなくても、12時や15時、17時といった開放時刻に会場内にいれば当日登録にチャレンジできる。
なお、この表にもあるが、パビリオンによっては 開放時刻がきっちり決まっているのではなく、何回かに分けて少しずつ開放していくものもある 。人気のパビリオンは、開放時刻を待ち構えている来場者が多いので、あっという間に枠が埋まってしまうが、トライする価値はあるだろう。
待ち時間を知りたいなら「万博GO」と公式サイトが参考になる
リアルタイムでパビリオンの待ち時間を知りたいなら、「 だれでも万博(仮) 」と同じくカッキーさんが運営している「 万博GO 」の「 パビリオン待ち時間 」が便利だ。このパビリオン待ち時間は、DiscordやWebから現地にいる有志が入力した情報をまとめたものだ。「待ち時間」や「経過時間」などをタップするとソートできるが、「経過時間」でソートすることをおすすめする。経過時間が短い順にソートすれば、最新の情報に近いものから順に並ぶので、より確度が高まる。
例えば、2分前の報告で待ち時間が20分なら、まだそんなに長く待たずに入れると予想できるが、情報が1時間前だと、今は状況が大きく変わっている可能性が高くなる。あくまで有志の方による情報をまとめたサイトなので、パビリオンによって更新頻度もまちまちであり、常に正しい情報が表示されている保証はないが、 あまり待たずに入れるパビリオンを探したいという人にはありがたいサイト だ。
また、公式サイト/アプリの「 EXPO 2025 Visitors 」でも、6月下旬から各パビリオンの「現在の待ち時間」が表示されるようになっている。ただし、9月中旬時点で待ち時間が表示されるパビリオンは16程度であり、更新頻度もそれほど頻繁ではないので、正直言ってそこまで役には立たないのだが、「万博GO」の「パビリオン待ち時間」とあわせて使うことで、よりリアルタイム待ち時間の精度を高められるだろう。
閉幕まで毎日花火が実施!ドローンショーも開催時刻が変更に
9月に入り、花火大会が実施されるのは土曜日のみとなっていたが、9月25日から10月13日の閉幕まで、再び毎日「 EXPO Thanks 花火大会 」が開催されるようになった。打ち上げ時刻は18時35分頃からの予定で、打ち上げ時間は5分間程度。なお、10月8日、10月11日、10月12日、10月13日の5日間は、他の日よりも規模が大きい特別な花火大会となる。
花火大会の実施に伴い、 ドローンショー の開催時刻も、現行の20時57分~21時5分から、9月25日以降は19時37分~19時45分へと1時間20分前倒しになるので注意が必要だ。また、 夜の噴水ショー「アオと夜の虹のパレード」 は、1回目が19時10分~19時37分、2回目が20時30分~20時57分となる。
「いのちの未来」と「いのち動的平衡館」は、キャンセル待ち整理券を狙え!
万博には、万博協会から任命されたプロデューサーが主導するシグネチャーパビリオンが全部で8つあり、どれも人気で予約なしは並べないところがほとんどだ。その中で狙い目は、石黒浩プロデューサーの「 いのちの未来 」と福岡伸一プロデューサーの「 いのち動的平衡館 」の2つ。 いずれも公式が用意している当日キャンセル待ち整理券を利用できる 。
キャンセル待ち整理券は当日登録や事前抽選とは別のシステムで、意外と知らない人も多い。利用は簡単で、2つのパビリオンとも 同じページ から登録できる。ただし、端末の位置情報を見ているため、基本的には万博会場内からしか登録できない。また、登録できる時間が決まっており、「いのちの未来」は9時から、「いのち動的平衡館」は10時から受付が開始される。人数を指定できるので、1人で家族4名分の登録をすることも可能だ。
ただし、あくまでキャンセル待ちへの登録なので時間を選ぶことはできず、いつ呼ばれるかは分からない。もちろん、早く登録したほうが早く呼ばれ、登録が遅いと呼ばれない可能性が高くなる。
最長待ち時間を誇るイタリア館は、当日登録がおすすめ
万博の中でも人気が高いのが、本物の貴重な芸術品が集まっている イタリア館 だ。「ファルネーゼのアトラス」や「キリストの埋葬」「アトランティコ手稿」など、国宝レベルの芸術品をじっくり堪能できる。
イタリア館は、混雑日には待ち時間が5~6時間になることも珍しくはない。独自アプリでの予約という手もあるのだが、基本的にすべて埋まっておりキャンセル拾いにかけるしかないので、かなり難易度は高い。イタリア館は、西ゲートから近いため、西ゲートを9時頃に通過して競歩で行けば、待ち時間1時間以内で入れるのだが、ちょっとでも遅れると指数関数的に待ち時間が長くなる(最近は、9時30分にイタリア館に着いたら待ち時間が3時間を超えてることが多い)。
西ゲートでも東ゲートでもいいので、9時のゲート予約がとれていてそれより2時間以上前から並べるのなら、当日登録に挑戦することをおすすめする。前述のえみる研究所がまとめた当日登録完売時刻を見ると、イタリア館の当日登録は9時7分くらいまで残っている。今後さらに過酷になることも想定されるが、現状では始発レベルでゲートに並べば、比較的容易にイタリア館の当日登録が可能だ。
入る方法もヌルヌル変わる!「null2」攻略法
落合陽一プロデューサーによるシグネチャーパビリオン「 null2 」は、今回の万博を象徴するパビリオンの一つといえ、その特異な外観は見るものの興味を引きつけてやまない。もちろん、人気も非常に高く、落合氏は開幕以来、継続して少しでも多くの人にnull2を体験してもらおうと、さまざまな試みを行なっている。
中でも大きいのが、8月1日に追加された新たなモード「 ウォークスルーモード 」だ。それまで、null2は、「ダイアログモード」(約30分)と「インスタレーションモード」(約10分)の2つのモードで運営されていたが、ウォークスルーモードは、文字通り、立ち止まらずに館内を歩いて通過するモードでその体験時間は約45秒だという。ダイアログモードとインスタレーションモードをあわせて、最大でも1日2,600人程度しか入れなかったが、インスタレーションモードの登場により、さらに2,000人ほど入館できる人が増えている。
ダイアログモードやインスタレーションモードは、基本的に2か月前抽選や7日前抽選での予約または、当日登録(ガンダム方式で何度か開放される)が必要だが、 ウォークスルーモードは、予約は不要でその時間内に並べば見ることができる 。お試し的なモードではあるが、とにかく中に入りたいという人にはありがたいモードだ。
なお、こうしたモードの追加以外に、高齢者または低年齢者を対象としたインスタレーションモードへの招待といったさまざまな施策を行なっている。これらは毎日必ず行なっているわけではないので、Xの公式アカウントをチェックすることをお勧めする。
また、下で引用したように、最近、ナイト予約開放が追加されている。これは従来の9時、12時、14時、17時の当日登録枠開放に加えて、18時30分に当日19時20分以降のインスタレーションモードの登録枠を開放するというものであり、17時以降の入場者にもチャンスがある。
【お知らせ】
— Expo2025 「null²(ヌルヌル)」シグネチャーパビリオン公式 (@expo2025_null2)October 1, 2025
10月2日(木)通常予約以外の体験プログラム実施時間は次の通りです。
①インスタレーションモード(開館後朝先着順):ゲート開場後、所定の人数が集まり次第実施
②ウォークスルーモード:開場後のインスタレーションモードを1回実施後、10:10頃まで実施…pic.twitter.com/a5CrHzVuz9
「完全予約制になると言ったな、あれは嘘だ」PASONA NATUREVERSE
パソナグループの「 PASONA NATUREVERSE 」(以下、パソナ館)は、アンモナイトの「螺旋形状」をモチーフにしたユニークな外観で、先端にアトムが座っている、万博でも人気上位のパビリオンだ。パソナ館は、以前から予約者と予約なしの列を分けて運用していたのだが、予約なし列が長くなりすぎたことなどもあり、9月17日から完全予約制になるとアナウンスされていた。
しかし、その後も完全予約制になってはおらず、 予約なしでも並んでパビリオンに入ることはできる 。ただし、予約なしの列がある程度できた時点で、新しく並ぶことができなくなる。ふらっといった場合、ほとんどこの並べない状態になっており、警備員の方が「並べません!」と何度も繰り返しているが、これは正しくは「(今は)並べません!」という意味なのだ。もちろん、「いつから並べるようになりますか?」と聞いても、大抵「わかりません!すぐには並べません」という答えが返ってくる。
それを真に受けて諦めてしまう人も多いと思うが、周りには、並べるタイミングを見計らって待機している人も多い。筆者もパソナ館の並び列が開放されるタイミングに遭遇し、上手く並び列の最後の方に入ることができた。予約なし並び列の最後尾近くからパビリオンに入るには約1時間半かかった。
パソナ館の場合、メインとなるシアターが30分ごとに上映されるので、待ち行列の開放も30分ごと(団体予約が多い場合はもっと間隔が空く)になることが多い。パソナ館は、IPS心臓や最先端の手術装置の体験、世界初の可動型シアターなど、見どころがたくさんある。最も万博らしいパビリオンといってもよいだろう。予約を取れなかった方も、是非チャレンジしてほしい。
大屋根リングに面した海外パビリオンも、こうした運用になっていることが多いので、「並べません!」と警備員やスタッフに言われても、周囲に様子をうかがっている人が多い場合は、いずれ並び列が開放される可能性が高いので、その場で待機しておけば、並び列開放時に並べるだろう。筆者が8月末に家族で万博に行ったときも、ドイツ館やバーラト(インド)館は、並び列開放タイミングを近くで待つことで、あまり並ばずにパビリオンに入ることができた。
大行列でも進みは早いフランス館
フランス館 は、フランスが誇る「ルイ・ヴィトン」や「ディオール」などの一流ブランドのインスタレーションを始めとした、充実した展示で人気がある。フランス館は列は長くても比較的進みが早く、8月末くらいまでは最大でも2時間程度並べば中に入れることが多かった。
しかし9月後半から、さらに並び列のためのスペースが広くなり、最後尾では4時間を超えるようになっているため、かなりハードルは上がっているが、 午前中の早い時間はそこまで待たずに入れることが多い ので、スタッフに待ち時間を聞いたり、万博GOのパビリオン待ち時間などを参考にして、並ぶとよいだろう。
ドローンショーと噴水ショーを見るならこのポジションがおすすめ
ドローンショーと夜の噴水ショーも、万博に来たら是非見てほしいイベントだ。どちらも基本的に毎日開催されるが(夜の噴水ショーは同内容で2回)、天候に左右される。噴水ショーは多少の雨風では実施されることが多いが、ドローンショーは、雨はもちろん風が強いときも中止になる。
ドローンショーのドローンは、大屋根リングの南からさらに南の海上を飛行する。基本的に南側の視界が開けているところならどこからでも見えるが、一番近くでドローンショーを見たいのなら、 大屋根リングの上層の南端、ウォータープラザの中央の正方形モニュメントの真裏がベスト だ。ここからでは、ドローンが視野一杯に広がり、ドローンの羽根の風切り音もよく聞こえる。下の地図で示した赤い丸の中だ。ただし、ドローンショー間際になると、大屋根リングの上層への移動が禁じられるので、早めに移動しておくとよい。
噴水ショーは、7日前抽選の予約や当日登録を持っている人のみが入れるウォータープラザに面した予約専用エリアが用意されている。こちらも、予約専用エリアの中央で見ることができれば迫力的にも最高で、台詞などもよく聞こえるが、予約がとれなくても、1時間~1時間半くらい前から下の地図で示した黄色の丸のあたりで場所を確保しておけば、かなりいいポジションで噴水ショーを見ることができる。
1回目の噴水ショーが終わると、すぐドローンショーが始まるが、この場所はドローンショーを見るにも適した場所の一つだ。ドローンだけを見るなら先ほど紹介した大屋根リング上層の方が迫力があるが、こちらの場所からでは、ドローン以外の大屋根リングのライトアップやサーチライトなどもよく見える。
万博も開幕以来、人気がどんどん上がり、来場者の数も限界まで増えている。並ばない(実際は並ぶ)万博から(並びたくても)並べない万博、そして入れない万博へと、移り変わってきた万博だが、本記事では、これから万博に行かれる方に楽しんでもらえるように、筆者の経験やDiscordでの知見をベースにした、万博を楽しむためのポイントをすべて紹介したつもりだ。来場者は確かに多く、もう並べないと言われることも多いが、あまり無理をせず、是非万博ならではの雰囲気を楽しんでもらいたい。