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サソリの生態をロボットで再現! 小5が全国大会MVPを受賞

全国の予選審査を通過した未就学児~中学生37名が東京大学安田講堂に集結(出典:ヒューマンホールディングス株式会社)

ヒューマンアカデミー株式会社は、「第16回ヒューマンアカデミージュニアロボット教室 全国大会」を2026年8月22日(土)に東京大学安田講堂で開催したと発表した。全国の予選審査を通過した未就学児から中学生までの37名が出場し、2部門で日頃の学習成果を競った。

同大会は、国内外のヒューマンアカデミージュニア ロボット教室で学ぶ子供たちが、日頃の学習成果を発表する場として2011年より毎年開催。第16回となる今回は、自ら考案・製作したオリジナルロボットを発表する「アイデアコンテスト」と、ロボットの正確性やスピード、技術力を競う「テクニカルコンテスト」の2部門を実施している。

大会MVPを受賞したのは、愛知県の東山公園教室に通う小学5年生の小舟戸 堅斗さんだ。小舟戸さんは、「おく病だけど危険なサソリロボット」を製作。8本の脚や大きなハサミを限られた部品で表現し、左右の脚のギアの回転方向を変えることで、危険を感じたサソリが向きを変えて逃げる動きを再現した。

発表では、来場者の声に反応して逃げる様子や、逃げ道がなくなると毒針で攻撃する仕掛けを実演した。大会審査委員長を務めたロボットクリエイターの高橋智隆氏は、毒針を使う際の動きについて、サソリらしさが伝わる点を評価。小舟戸さんは第15回大会でも、アイデアコンテストのミドルコース最優秀賞を受賞している。

大会MVPに選ばれた小舟戸 堅斗さんの「おく病だけど危険なサソリロボット」
表彰式で笑顔を見せる小舟戸 堅斗さん

テクニカルコンテストでは、森永製菓株式会社との特別企画として、流鏑馬(やぶさめ)をテーマにした競技を行った。3個のチョコボールを的に見立て、走るロボットから矢を放って倒す内容である。

優勝したのは、岡山県の倉敷中央教室に通う小学6年生の宮原 律さんだ。宮原さんは敗者復活から決勝トーナメントへ進み、決勝では同じ教室の選手との対戦を制した。2位は中学2年生の岸本幹大さん、3位は中学1年生の辻尾颯馬氏だった。

高橋智隆氏は、同じ教室の選手同士でもロボットの仕組みが大きく異なり、矢の重量や的に当たったときの強さなど、さまざまな条件を考える必要があった競技だったと講評。敗者復活から勝ち上がった宮原さんの優勝をたたえた。優勝した宮原さんには、チョコボール1年分(365個)などが贈られている。

ロボットを走らせながら矢を射る様子
テクニカルコンテストで優勝した小学6年生の宮原 律さん

アイデアコンテストでは、年齢や学習コースに応じた4部門で最優秀賞を選出している。プレプライマリー/プライマリーコースでは年長の石部泰祐さん、ベーシックコースでは小学3年生の稲熊 陸さん、ミドルコースでは小学4年生の成田 陽さん、アドバンスコースでは中学3年生の堀 正佑さんがそれぞれ受賞した。

石部泰祐さん
稲熊 陸さん
成田 陽さん
堀 正佑さん

ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室は2009年に開始し、未就学児(5~6歳)から中学生までを対象に全国で展開。2026年3月末時点で、2,000教室以上、在籍生徒数は27,000名を超えているという。学習段階に応じてロボットの構造や動きを学び、上位コースではセンサーやマイコンブロック、ビジュアルプログラミングを利用して複雑な動きを実現している。

●第16回ヒューマンアカデミージュニア ロボット教室全国大会