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AIチューター「Knock」、数学の赤入れ添削機能を提供

Hanji株式会社が、AIチューター「Knock」において「赤入れ添削機能」を提供(出典:Hanji株式会社、以下同じく)

Hanji株式会社は、同社が開発・提供するAIチューター「Knock」において、生徒の答案画像に添削やアドバイスを記載する「赤入れ添削機能」の提供を開始した。

赤入れ添削機能は、生徒が解いた数学の問題と手書き答案を撮影し、Knockにアップロードすると、答案画像上に直接「赤入れ」を行う形式で添削結果を表示する機能である。誤答箇所の指摘や、理解を深めるためのコメントを視覚的にわかりやすく提示するのが特徴。

添削結果は、数十秒から1分程度で返却される。指摘内容についてわからない点がある場合は、その場でAIに追加の質問をすることも可能だ。基礎的な問題だけでなく、大学入試レベルの高度な記述問題の答案添削にも対応するという。

答案画像上に直接「赤入れ」を行う形式で添削結果を表示

Knockではこれまで、生徒の答案に対しテキスト形式でアドバイスを行う添削機能を提供していた。赤入れ添削機能は、生徒へのヒアリングを通じて、画面の見やすさや操作時の使い心地が学習意欲や学習効果に直結することがわかったため開発したもの。教員の添削を画面上で再現し、直感的に理解しやすい形式を目指した。

開発では、高校生の答案を数百枚確認し、教員との話し合いを重ねたという。「生徒がよくつまずくパターン」「教員ならではの指摘方法」「教員が採点時に重視するポイント」を整理し、専門的な知見に基づく独自のデータベースを構築・活用している。

学習者は、答案上の赤入れを見ることで、自分がどこでつまずいたのか、どの部分の理解が足りないのかを把握しやすくなる。添削結果の確認と追加質問機能を組み合わせることで、学習の手を止めずに自学自習を進められるとしている。

指導者にとっては、生徒一人ひとりへの添削指導にかかる時間や負担を軽減できるようになる。将来は、個別添削にとどまらず、添削データからクラス全体の学習傾向を把握し、授業指導に生かせるような機能拡張も視野に入れている。

AIチューターKnockは、教育に特化した生成AIツールである。日々の学習を記録できるStudygram機能を公開しており、個人プランのほか、学校や塾単位での利用も受け付けている。有料版では教科を問わず利用でき、難関校の大学受験レベルの数学問題にも対応。学習指導要領に合わせ、中学生や高校生になじみのある用語や内容で学年に応じた説明を行う。

中高生向けAIチューター「Knock」

すぐに正解を示すのではなく、ヒントやステップごとの解説で思考を促す設計になっているのも特徴の1つ。途中でわからない部分があっても、AIに何度でも質問できる。プロンプトを作成せず、次の指示をボタンから選べるため、直感的に利用できるという。