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兵庫県朝来市の小中13校がバッファローのWi-Fi 6機器で再整備、通信トラブル解消へ

バッファロー製機器を導入した朝来市の小学校の1つ、朝来市立中川小学校(出典:株式会社バッファロー)

 株式会社バッファローは、同社の法人向けネットワーク機器が兵庫県朝来市教育委員会に採用され、市内の公立小中学校13校にWi-Fi環境を構築したと発表した。また通信トラブルが解消し、校内を移動しながらの授業も可能になった事例をWebサイトで公開している。

 朝来市ではGIGAスクール構想によって2019年より市内の公立小中学校13校の無線LAN(Wi-Fi)整備を進めてきたが、2025年にGIGAスクール構想第2期(セカンドGIGA)を見据えて既存の校内ネットワーク再整備を実施する際、バッファローのWi-Fi 6対応法人向け無線LANアクセスポイントの「WAPM-AX4R」と「WAPM-AX8R」を導入した。

教室などに設置した無線LANアクセスポイントのWAPM-AX4R

 再整備にあたっての課題は、多台数接続時に通信トラブルが発生して板書授業へ切り替えることがあったことと、授業用教室のみWi-Fi整備をしたため、それ以外の場所では利用できなかったこと。

 そこで解決策として「ローミング支援機能」を導入機器の仕様要件として、教室中心だったWi-Fi整備を廊下や図書室などにもエリアを拡張、学校各所に「WAPM-AX4R」を設置して端末を持ったまま移動しても通信が途切れないことを狙った。

 さらに職員室には最大接続台数が多く、Wi-Fiストリーム数が多く最大通信速度が高い「WAPM-AX8R」を設置している。これは将来的な校務系ネットワークへの活用も見込まれるからだという。

職員室に設置したWAPM-AX8R

 導入後は一斉にタブレットを使っても安定した通信が可能になったほか、Apple TVによる画面共有も問題なく可能となり、校内を歩きながらビデオ通話する授業も実現している。

 また、学校ではロイロノート・スクールを活用しているが、再整備でデジタルならではのスピード感を最大限に生かせるようになり、提出とフィードバックのサイクルが増えて個々の意見がよりブラッシュアップされるようになったという事例も紹介されている。

 一方、管理面でもメリットがあり、13校に設置した機器をバッファローのリモート管理サービス「キキNavi」により一括管理、教育委員会と保守会社の両方から管理でき、トラブル発生時の対応も迅速になったという。

導入にあたっての課題と効果