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東京学芸大学とNIJINアカデミー、「ハイブリッド型学習環境」の実証を開始

オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」が、国立大学法人東京学芸大学と共同研究契約を締結(出典:株式会社NIJIN、以下同じく)

 株式会社NIJINの「NIJINアカデミー」と国立大学法人東京学芸大学は、共同研究契約を締結した。メタバース上の教育はNINJINアカデミーが行い、スクーリング場所として大学施設を活用、リアルなキャンパスを融合したハイブリッド型教育の有効性を実証する。4月からは一般公募の体験会を実施する予定だ。

 実践検証の場は、一般社団法人東京学芸大Explayground推進機構が推進する「Explayground活動」に設立した「Be happy Do happyラボ」。NIJINアカデミーが展開するネット上の「メタバース校舎」と、東京学芸大学が持つ教育リソース(CLT combo、HIVE、いけとおがわのプレーパークなど)を融合させた「ハイブリッド型学習環境」の有効性を明らかにしていく。

 研究で実証することは、子供たちが学びへと変化させていくメカニズムを整理する「探究学習プロセスのログ分析と可視化」、仮想空間とリアルを往来するなかでの心理的行動的変化を調査して学びの循環が生まれるかを実証する「学習空間と学びの変容調査」。

 東京学芸大学教育インキュベーション推進機構の金子嘉宏教授の指導のもとで研究を行い、研究の成果も金子教授によるデータ分析・評価を経て、次世代の教育モデル構築に活用する。

 本格的な研究開始に先駆け、2026年3月26日にプレオープン体験会を実施し、子供たちが広大な大学キャンパスを探索して自身の探究テーマの「種」を見つける活動を行った。

プレオープン体験会を実施

 4月からは毎週水曜の9時30分から14時30分まで体験会を実施する。場所は、NIJINアカデミー東京学芸大学内ラボ校(東京都小金井市)で、参加費は1,000円。対象はフリースクールなどを検討している人や、不登校の子供に合った学ぶ場を探している人など。PeatixのWebページで詳細の確認と申し込みが可能だ。

 金子教授は「実際にやってみて、失敗するという経験から生まれる新たな問いを出発点とし、創造と探究の往還によって学びを深めていくプロセスに着目。能力の発揮を価値付ける評価へと、評価観の転換を図っていきたい」とコメント、また、NIJINアカデミー 東京学芸大学内ラボ校 教室長の伊佐 隆氏は「異年齢が混ざり合う学び場をつくり、学び合いが自然発生する、大学が真の意味でのラーニングセンターになるミライを共創する」と期待を寄せている。

NIJINアカデミー