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大阪府立工芸高校と近鉄不動産が協定締結、メタバースを活用したカリキュラムを導入

大阪府立工芸高等学校と近鉄不動産株式会社が、メタバースを活用した教育プログラムを導入(出典:大阪府立工芸高等学校、クラスター株式会社、以下同じく)

大阪府立工芸高等学校と近鉄不動産株式会社(以下、近鉄不動産)は、メタバースを活用した産学連携協定を締結したと発表した。両者は、メタバースプラットフォームclusterを運営するクラスター株式会社の支援を受け、同校のインテリアデザイン科でメタバースを活用した教育プログラムを3月より導入する。

教育プログラムは、バーチャルとリアルの学びを往復しながら、企画からアウトプットまでを学ぶ設計である。主な概要として、主に次の3点を挙げている。

1つ目は、近鉄不動産のマンションモデルルームでの講義である。生徒は実物に触れ、色彩や素材、光の使い方などの実践的なインテリア知識を学ぶ。併せて、顧客視点や市場ニーズも扱う。

2つ目は、メタバース導入レクチャーである。近鉄不動産が運営する「バーチャルあべのハルカス」を教材として活用し、生徒が機能や可能性を体験する。バーチャルあべのハルカスは、クラスターが提供するメタバースプラットフォーム上に、あべのハルカスと天王寺公園エントランスエリア「てんしば」を、メタバース空間に構築したものだ。

バーチャルあべのハルカス

3つ目は、バーチャル展覧会イベントの実施である。教育プログラムの集大成として、生徒が制作した作品をメタバース空間に展示するバーチャル展覧会を2027年1月16日(金)に開催し、企画力とプレゼンテーション能力の向上を図る。

「バーチャル展覧会」イベントのイメージ

同協定は、急速に発展するデジタル社会を背景に、次世代を担う生徒がメタバース空間におけるデザインや空間創造のスキルを実践的に習得し、新たな表現手法やビジネスモデルを学ぶことを目的とする。

大阪府立工芸高校が進めるデザイン教育に、近鉄不動産が長年培ってきたリアルの不動産開発やバーチャルの空間デザインの知見を提供することで、生徒が実践的かつ最先端の学びの機会を得ることを期待できるとしている。

●メタバース空間へのアクセス方法
①パソコンまたはスマートフォンからクラスター公式HPにアクセスし、アプリケーション「cluster」をダウンロード
②画面の案内に従い、アカウントを登録(無料)
③ログイン後、「バーチャルあべのハルカス」、もしくは「大阪府立工芸高等学校」のワールドを検索して参加