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学習用端末での学びを支援、learningBOXが「スピーキング用音声入力機能」と「ブラウザ制御機能」を搭載
2025年7月24日 12:15
learningBOX株式会社は、同社が提供するeラーニングシステム「learningBOX」に新機能を追加したと発表した。今回の機能強化では、スピーキング用音声入力機能を搭載したほか、タブレット端末での不正対策機能を強化している。
これまで語学のスピーキング学習では、学習者が外部の録音アプリを使って音声を録音して提出する必要があった。今回の機能追加により、learningBOX上で直接録音・提出が可能となり、解答の手間を軽減できるようになる。教材制作者は録音時間を指定でき、学習者が提出した音声をシステム内で再生して採点できるため、教員の評価作業も効率化できる。
加えて、GIGAスクール構想により普及しているタブレット端末などのタッチデバイスへの対応として、不正行為を防ぐための制御機能を搭載した。ブラウザの全画面表示の解除のほか、画面の最大化・縮小操作を自動で検知・制御することで、試験における不正行為のリスクを低減。公平性の高いテスト運用が可能だ。
learningBOXは、ITの知識がなくても直感的に操作できる設計で、教材の作成・管理、学習者の進ちょく管理と成績管理をスムーズに実行できる。2025年3月末時点では、登録者数が70万人以上に達しているという。