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8月31日まで小学生は無料! トヨタ博物館が特別企画を開催

トヨタ博物館(愛知県長久手市)が、夏休み期間中に体験イベントを開催

 愛知県長久手市にあるトヨタ博物館は、夏休み期間中にイベントを多数開催する。はたらくクルマ展示や学芸スタッフツアー、レーシングカー展示など。通常は入館料のかかる施設だが、7月19日(土)から8月31日(日)までの間、小学生は無料で入館できる。

 トヨタ博物館はトヨタ自動車の施設だが、トヨタ車に限らず世界の自動車とクルマ文化を紹介、日本に自動車産業のなかったころのクルマから、最近でもクルマ文化にとって重要な役割を果たしたクルマは国やメーカーを問わず収蔵。

黎明期の自動車
経済成長期の日本車

さらに、日本における自動車産業の歴史を「クルマづくり日本史」として常設展示、さらに「クルマの図書室」として自動車を学んで楽しめる書籍や資料の閲覧も可能だ。

クルマ文化資料室
クルマの図書室

 体験イベント「乗ってみよう!ドキドキワクワク はたらくクルマ」では、8月8日(金)から9月28日(日)まで、ハイウェイパトロールカーから救急車、ロンドンタクシー、ジープニー(フィリピンの改造乗合タクシー)などを多数展示する。

はたらくクルマとして展示されるハイウェイパトロールカー
はたらくクルマとして展示される救急車
ジープニー(乗り合いタクシーの一種)
ロンドンタクシー

 夏休み! 学芸スタッフツアーは、7月30日(水)から8月29日(金)までの平日の一部で開催、日によって異なるテーマを深堀りするツアーとなる。

夏休み 学芸スタッフツアーは日によってテーマが異なり、トヨタ・クラウンの歴史についてガイドする日もある

 レーシングカー展示は、8月5日(火)から9月7日(日)までトヨタ7 ターボを展示、1968年に登場したトヨタ7のなかでも1970年の日本グランプリ向けに開発したクルマで、国内初のターボ付きレースエンジンを搭載。しかし、途中で開発が中止されて実戦投入はされていない。

トヨタ7 ターボ

 図書館イベントでは、豊田市中央図書館と図書の共同展示や絵本カバーを手提げ袋に改造するイベントを実施予定。さらに、博物館のレストランでは、「30周年記念カレー」との特別コラボメニューを用意する。

ミュージアムレストラン AVIEW

 トヨタ博物館は愛知県長久手市にあり、交通はリニモ(愛知高速交通東部丘陵線)の芸大通駅(トヨタ博物館前)で下車徒歩5分のところにある。通常の入館料は一般の大人が1,200円、中高生650円、小学生400円などで、団体や学校向けの各種割引制度もある。8月中の休館日は、8月4日(月)と8月25日(月)。