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689人の中学生がマイナビのキャリア教育イベントに参加、業種と職種のリアルを学ぶ
2025年7月16日 12:15
株式会社マイナビは、東京都立産業貿易センター浜松町館にて中学生向けのキャリア教育イベント「リアルで学ぶキャリア図鑑」を2025年7月14日に開催した。
イベントには、中学生689名と業種・職種を代表する19の企業・団体が参加。各ブースでは、仕事内容の説明に加え、雑誌編集体験や美容部員による講義、カードゲーム教材などを通じて、仕事のリアルを学ぶ機会が提供されている。
株式会社新潮社のブースでは、「ラフを書いてみる」「キャッチコピーを考えてみる」などのワークを実施し、雑誌編集者の仕事を疑似体験。株式会社コーセーのブースでは、商品とともに正しい使用方法を届ける美容部員の仕事の一例として、日焼け止めの塗り方を学ぶ講義が行われた。
マイナビは、キャリア教育の出張授業を全国で開催しており、当日は出張授業で活用している、独自開発のカードゲーム教材を体験できるブースを設置。参加者は、カードゲームを通じて17,000以上の職種と100以上の業種があることを学んだ。
参加者からは「世の中にいろんな職業があふれていることを知って楽しかった」「クイズなどにも答えながら、ゲーム形式で進めることができて面白かった」といった感想が寄せられている。
同イベントは、同社が展開する出張授業の発展型であり、キャリア教育の一環として、企業と連携して無償で実施。参加者は、「いろんな人の支えがあって生活が成り立っていることを学んだ」「まだ見たことのない職業が多くて、将来の選択肢の視野が広がった」といった感想を寄せており、職業理解を深めることで、将来のキャリアを考えるきっかけとなっている様子が見受けられたという。
同社の調査では、大学1・2年生の約6割がキャリアの方向性を決めかねている一方で、キャリアについて早期に考え始めた学生の多くが中高生から進路を意識していたことがわかっている。同社は、中学生が実際の仕事に触れることで進路選択の視野を広げ、将来のキャリアを考えるきっかけとなることを目指している。