「マイナビキャリア甲子園」、高校生ビジネスコンテストの頂点が決定!

全国高校生ビジネスコンテスト「第9回マイナビキャリア甲子園」

株式会社マイナビは、高校生を対象にしたビジネスコンテスト「マイナビキャリア甲子園」の決勝大会を、2023年3月12日に渋谷・SHIBUYA STREAM HALLにて開催した。第9回目となる今年のテーマは「NEXT GATE」、全国から8,959名・2,318チームの応募が集まった。

決勝大会では、各企業・団体が選出した代表8チームがプレゼンテーションを実施。各チーム10分のプレゼンテーション、5分間の質疑応答の時間が設けられた。審査のポイントは「情報収集力」「持続可能性」「テーマ分析力」「新規創造性」「実現可能性」「使命感」の6項目。それらに各審査員の「総合印象点」が加わり各賞が決定、優勝チームには100万円分の海外研修ツアーが贈られた。（※情勢によって変更の可能性あり）

各賞の受賞者は、以下の通り。

総合優勝

Visa代表／Urbanists
（Crimson Global Academy／千葉県立東葛飾高等学校）

総合優勝：Urbanists（Crimson Global Academy／千葉県立東葛飾高等学校）

アメリカの大学が提供するプログラムで出会い、都市計画や建築に興味関心を持つ2人で結成。若者が街づくりに参加するためのアイデアを自分たちの目線で考え、「まちの中の感性を可視化し、若者に居場所を提供したい」という発想から、Visaの膨大な購買データと18歳未満でも使用可能な「Visaデビット」を活用したサービス開発を提案した。

審査員特別賞

・セコム代表／BroSis
（市川高等学校／吉祥女子高等学校／巣鴨高等学校／南山高等学校）
リーダーの声掛けにより、学校や地域も全員バラバラなメンバーでチームを結成。「忘れもの」という身近な課題に着目し、RFID（電波を用いてICタグの情報を非接触で読み書きする自動認識技術）を用いながら、ゲーミング要素も取り入れたユニークなアイデアを披露した。

・ロクシタンジャポン代表／KUAS Social Business Lab
（京都先端科学大学付属高等学校）
チーム2名とも剣道部に所属し、顧問からの提案をきっかけに参加を決意。自分たちが研究してきた「柿渋」の特性に着目、抜群の実行力を武器に、実現可能性の高いプレゼンを披露した。

視聴者賞

ミツカン代表／ながったらー
（兵庫県立長田高等学校）
リーダーがTwitterで本大会を見つけ、Twitter上で仲間を募集して現在のメンバーが集まった。「缶詰の水炊き」という斬新なアイデアで、自分たちで試作を重ねながら説得力あるプレゼンを披露。

大会当日の様子は公式YouTubeにてアーカイブを公開中。また、「マイナビキャリア甲子園」に取り組む高校生を追ったドキュメンタリー番組がBSテレビ東京にて4月23日（日）16時から放送される。