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NECが「汐留サマースクール2025」に出展、VRを駆使した宇宙体験を提供
2025年7月3日 17:00
日本電気株式会社(以下、NEC)は、2025年8月2日(土)と3日(日)に東京都港区の汐留地下コンコースと日本テレビ社屋エリアで開催される「汐留サマースクール2025」に出展し、来場者に宇宙体験を提供する。
NECは「宇宙から地球をみてみよう!」をテーマに、同社の「人工衛星を作る」「人工衛星を動かす」「人工衛星が地球を撮る」「人工衛星が撮影した写真を使う」という取り組みをブースで紹介する予定だ。
展示内容の1つは、「真上から見たここはどこ!? 場所当てクイズ」。同社が提供する合成開口レーダー(衛星SAR)で撮影された地球の画像を使い、撮影場所を当てるクイズを実施する。衛星SARは太陽光を必要とせず、季節・昼夜・時間を問わず安定した観測が可能で、災害状況や地形変化などの把握に役立つ。
2つ目は「人工衛星を見てみよう!」で、地球の周りを飛ぶ人工衛星の姿をVRやディスプレイを使って紹介する。NECは日本初の人工衛星「おおすみ」の開発・製造を担当。「はやぶさ2」では、探査機システムや探査に必要な主要機器の開発、製造を担当し、打ち上げから帰還まで運用の技術支援などを行っている。
3つ目は、「衛星の気持ちになってみよう!」というVRを使った宇宙体験型展示で、人工衛星の視点から見た360度の宇宙空間を体感。宇宙や地球の鮮明な画像を撮影する可視化技術によって、宇宙のスケール感や立体的な景色を楽しむことが可能だ。
イベントは入場無料で、所要時間は10分程度となっている。1回の参加可能人数は4~6名で、事前予約なしで体験が可能。汐留サマースクールは複数の会場で開催されているが、NECブースの場所は「汐留地下コンコース会場 A-5」となっている。