教育データ活用を模擬授業で体験、「LEAFシステム」のワークショップを5月18日に開催

一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会が、学習履歴分析ツール「LEAFシステム」を利用したワークショップを5月18日（日）に開催

一般社団法人エビデンス駆動型教育研究協議会は、京都大学 学術情報メディアセンター教育情報学研究分野が開発したラーニング・アナリティクスツール「LEAFシステム」のワークショップを5月18日（日）に京都大学で開催する。

同ワークショップは、ユーザーインターフェースと機能を刷新したLEAFシステムの公開を兼ねて実施するもので、小学校・算数、中学校・数学、高校・英語の模擬授業を通して教育データを使った授業を体験できる。

LEAFシステムは、内田洋行教育総合研究所と京都大学が実証研究を行い、児童生徒の理解度向上や教職員の負担軽減に関するデータを収集・分析。2022年には文部科学省のデジタル教科書実証事業に採用された。

同システムは、デジタル教材配信システム「BookRoll」とデータ分析ツール「ログパレット」、学習履歴データベース「LRS」の3つで構成しており、BookRoll上の教材における児童生徒の学習活動がLRSに蓄積される。

ワークショップは対面とオンラインで開催し、対面が100名でオンラインは300名まで参加可能。参加費は無料で、授業とグループディスカッションに参加する場合は、現地参加が必要。

開催概要とプログラムは、以下の通り。

■開催概要
開催日時：2025年5月18日（日）13時～17時
開催形式：対面開催（オンライン同時配信）
　※授業参加とグループディスカッションは現地のみ
対面会場：京都大学吉田南キャンパス 学術情報メディアセンター（南館）201号室
参加費：無料

■プログラム
13時～13時15分
　司会：高見享佑氏（大阪教育大学）
　開催あいさつ・趣旨説明
　緒方広明氏（EDE代表理事、京都大学学術情報メディアセンター 教授）
13時15分～13時30分　LEAFシステム紹介・事例紹介
　堀越 泉氏（内田洋行教育総合研究所）
13時30分～14時　模擬授業①：小学校・算数
　佐藤靖泰氏（L&ConEdu）
14時～14時10分　休憩
14時10分～14時40分　模擬授業②：中学校・数学
　新井健吾氏（京都市立西京高等学校附属中学校）
14時40分～14時50分　休憩
14時50分～15時20分　模擬授業③：高校・英語
　芳賀康大氏（京都市立西京高等学校）
15時20分～15時30分　休憩
15時30分～16時55分　授業振り返り・質疑（堀越 泉氏・高見享佑氏）
　・授業者自評（各5分）
　・質疑（15分）
15時55分～16時　オンライン閉会挨拶
16時～16時10分　休憩
16時10分～16時30分　グループワーク（授業活用アイデア）
16時30分～16時45分　全体共有
16時45分～17時　閉会あいさつ
17時　全体閉会・解散