AI英語学習サービス「レシピー for School」が経産省の補助金対象、無償導入校を募集

株式会社ポリグロッツが、「探究・校務改革支援補助金2025」の交付対象事業者に採択され、「レシピー for School」の試験導入を希望する学校・自治体を募集

　株式会社ポリグロッツは、同社のAI英語学習サービス「レシピー for School」が経済産業省「探究・校務改革支援補助金2025」の交付対象事業者に採択されたと発表した。無償で試験導入することを希望する中学校・高等学校・自治体を募集し、個別相談会を実施する。

　AI英語教材「レシピー for School」は英語学習アプリ「レシピー」を教育機関向けとしたもの。生徒には英語の自学自走を促し、先生の負担軽減と英教育の課題も解決できるというAI英語学習サービス。

　主に2つの機能があり、スマートアサインメント機能では、レシピー for School内にあるコンテンツや教科書、記事を入力するだけで、授業や宿題に活用できる単語や内容理解の問題、ライティング・ディスカッションのトピックをAIが自動生成する。これにより、問題作成や採点、生徒ごとの学習の進ちょく状況を把握する教員の負担が軽減される。

スマートアサインメント機能の利用の流れ

　また、マイレシピ機能は、AIが自動で毎日の学習カリキュラムを作成する。単語・リスニング・文法・リーディング・スピーキングの各技能を5段階にレベル分けするテストをAIが自動作成、その結果から学習カリキュラムを生成する。カリキュラムによって生徒が自学自走できるようになるという。

　無償で試験導入するための補助金申請期間は、2025年4月17日（木）から5月8日（木）の15時まで。交付決定は5月22日（木）移行に順次行われる。導入に際しての個別説明会はオンラインで開催され、フォームより申し込んだ後、ポリグロッツの営業担当者から日程調整リンクなどを連絡する予定だ。