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教師不足に対応するオンライン授業を学校に提供、メガスタ

株式会社バンザンが運営する「オンラインのメガスタ」が、教師が足りていない学校や通信制高校、塾・予備校向けに、オンライン授業サービスを開始

株式会社バンザンは、教師不足に悩む学校や通信制高等学校、塾・予備校向けに、オンライン授業を提供するサービスを開始したことを2025年4月7日に発表した。

このサービスは、オンライン教育実績18年の「メガスタ」が提供するもので、地元で教師を確保できない教育機関に向けて、首都圏在住の教師が遠隔でライブ授業を行う仕組みとなっている。マイクとパソコンの画面共有を活用し、双方向でのやりとりが可能で、対面と変わらない指導を実現しているという。

マイクとパソコンの画面共有を活用して指導を実施

文部科学省の調査によれば、2021年時点で全国の小学校・中学校・高等学校で約2,500人の教員が不足しており、その後も状況は悪化している。こうした現状に対し、メガスタは「教育格差の解消と質の高い教育の提供」を目指し、同サービスを展開する。

メガスタには約4万人の教師が在籍しており、トップレベルのプロ教師から大学生教師まで幅広い人材がそろっている。また、授業の質を保証するため、独自のオンライン指導方法とAIによる授業採点機能を組み合わせた「メガスタ式オンライン」を導入した。

同サービスは、1クラス5名以上の小学生(中学受験生を除く)や中学生、高校生が対象で、基本的にどの教科でも対応が可能となっている。学校や塾、予備校のカリキュラムに応じて年間での指導を提供するほか、希望に応じて個別に指導内容をカスタマイズできるオプションも用意。教育機関ごとの課題や方針に柔軟に対応できる設計となっている。