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大分県教育庁、臨場感ある遠隔授業で教育格差の解消を目指す

大分県教育庁が、Neatframe株式会社のビデオ会議システムを導入し、配信センター方式の遠隔教育を開始

大分県教育庁は、遠隔教育配信センターを2025年4月14日に開所し、運用を開始すると発表した。同センターには専任教員が常駐し、県内各地の高校と連携した遠隔授業や学習支援を実施する。

この取り組みは、少子化が進む地域と都市部の教育格差を解消するために、遠隔授業を活用してすべての生徒に質の高い教育を提供することを目的としている。遠隔授業を実施するシステムには、Neatframe株式会社のビデオ会議システムを多数導入。生徒と教師の距離を感じさせない臨場感を実現し、同じ教室で授業を受けているかのような学習体験が可能になるという。

同社のNeat Board ProとNeat Bar Proは、収音範囲が10mで人の話し声以外のノイズをカットできる高性能マイクを搭載している。また、教員の動きや発話に合わせて自動的にフォーカスする高精細AI搭載カメラが授業進行をサポート。人感センサーで電源が入り、接続先を選ぶだけで始められるため、ICTに不慣れな教職員でも容易に扱えるのが特徴だ。

大分県教育庁遠隔教育配信センター 次長の釘宮隆之氏は、「Neatの導入で、従来の遠隔授業のイメージが大きく変わった。教員に特別な研修が不要な点も魅力だが、何より生徒が『先生が目の前にいる』と感じられるような臨場感があり、対面と遜色ない学習環境を実現できている」と述べている。

Neatframeは、4月23日(水)から25日(金)までの3日間、無料イベント「遠隔授業Days」をハイブリッド開催する予定で、大分県教育庁の関係者による講演を実施。参加者には、Neat Bar ProかNeat Board Proの貸し出し特典を用意する。

<イベント概要>
日時:4月23日(水)~4月25日(金)開場:9時~17時(最終日のみ16時)
場所:有明セントラルタワー&カンファレンス
   〒135-0063 東京都江東区有明3-7-18 有明セントラルタワー3F Room6
参加形式:対面/オンライン
参加費:無料(事前登録制)