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姫路市と連携、中学生が自発的に学べるメタバース環境を提供

monoAI technology株式会社が、兵庫県姫路市が推進するスマートシティ事業の一環として、メタバースを活用した教育機会を提供

monoAI technology株式会社は、兵庫県姫路市が推進するスマートシティ事業の一環として、2Dメタバース「ZEP」を活用したオンライン学習プラットフォームを姫路市内の中学校で運用を開始したことを2025年4月4日に発表した。

同プロジェクトは、姫路市立中学生を対象として、メタバース空間を活用した新しいオンライン学習環境を構築するもので、生徒一人ひとりの学習意欲と基礎学力の向上、さらに不登校生徒を含むすべての生徒に対して教育機会の均等化を図ることを目的としている。

運用を開始した学習プラットフォームでは、GIGAスクール構想で配布された端末を含むパソコンやタブレット端末、スマートフォンなど、さまざまな端末から利用が可能。直感的で使いやすい設計として、子供たちがストレスを感じることなく、快適に利用できる環境を整えた。

子供たちがストレスを感じることなく、快適に利用できる環境を整備

また、学習の進ちょくに応じてポイントを獲得できる仕組みを導入しているのが特徴で、児童生徒が達成感を得ながら学べることを可能にした。将来的には、姫路城などの地域の文化的要素を取り入れ、地元への親しみを感じながら学べる空間として、オンラインイベントや個別授業といったサポートを実施するという。