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ICT支援員が教員の負担を軽減、株式会社エージェントが私立学校向け伴走型サービスを強化

株式会社エージェントが、専門人材不足やICT活用に関する課題を抱える私立学校に対し、ICT支援員によるサポートを提供すると発表

株式会社エージェントは、私立学校向けにGIGAスクール環境の支援を強化する方針を2025年3月25日に発表した。専門人材不足やICT活用の課題に直面する私立学校に対して、ICT支援員による柔軟なサポートを提供する。

同社によると、私立学校においてICTの導入や運用に関するノウハウの不足、業者選定の難しさ、学校ごとのICT環境に応じた支援の必要性など、さまざまな課題が見受けられるという。同社はこれらの課題を解決するため、公立学校での実績を生かし、ICTツール導入支援や人員支援、教員研修のアフターフォローなど、伴走型の支援を実施する予定だ。

ICTツールの導入支援や人員支援、教員研修のアフターフォローを実施

同社はこれまでに、全国の公立学校を対象にICT支援員事業やGIGAスクール運営支援センター事業を展開してきた。こうした取り組みから、Google for Educationスペシャライゼーションパートナーや文部科学省の「学校DX戦略アドバイザー事業」のサポート事業者に認定されている。

Google認定教育者資格などを保有する人材を確保

今回の私立学校向け支援では、学校ごとのニーズに対応するため、ヒアリングを基に仕様を設計し、少額パッケージの提供によって予算に応じた対応が可能となっている。さらに、教員との連携を深める定期的な研修やフォローアップも計画しており、学校が独自の教育ビジョンに沿ってICTを活用できるような環境づくりを目指すという。

学校ごとの環境に適したサポートを提供