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【いこーよ総研調べ】新学期に不安を感じる子供は57%、「担任の先生との相性」が最も心配

アクトインディ株式会社が、子供たちが感じる新学期の不安について、ユーザーアンケートをもとに調査・分析した結果を「いこーよ総研」で公開

お出かけ情報サイト「いこーよ」を運営するアクトインディ株式会社アクトインディ株式会社は、レジャー施設に向けた課題解決メディア「いこーよ総研」にて子供たちが感じる新学期の不安について、ユーザーアンケートをもとに調査・分析し、結果を2025年3月24日に公開した。

調査の結果、新学期に不安を感じている子供が半数以上にのぼることが明らかになった。

■いこーよユーザーアンケート調査概要
調査方法:インターネットアンケート
調査地域:全国
調査対象:いこーよおよびいこーよアプリを利用したユーザー
調査期間:2025年3月3日~3月18日
サンプル数:324サンプル
調査分析:いこーよ総研

同調査では、新しいクラスになることや学年が上がること、入園・入学することに関し、子供がどの程度不安を感じていると思うかを保護者に確認。調査結果では、「とても不安を感じている」と答えた割合が16%、「少し不安を感じている」が41%となり、合計57%の保護者が何らかの不安を抱えていると回答した。

「とても不安を感じている」と「少し不安を感じている」で、合計57%の保護者が何らかの不安を抱えていると回答(出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより)

また、子供の年齢が上がるにつれて不安を感じる割合が増えている。6〜8歳では、「とても感じている」が17%、「少し感じている」は46%で、6割以上の子供が不安を感じている結果となった。小学校高学年の9〜12歳では「とても感じている」(21%)と「少し感じている」(53%)が合計74%で、13歳以上でも同様に73%と高い水準が続く。

年齢が上がるにつれて、不安を感じる割合が増加(出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより)

不安の内容として最も多く挙げられたのは「担任の先生との相性」で46%にのぼり、次いで「どんな同級生が同じクラスになるか」(42%)、「仲の良い友だちとクラスが分かれるかもしれないこと」(37%)、「新しい友だちができるか」(35%)といった、人間関係に関する項目が上位を占めた。

学年が上がるにつれて、「新しい教科があること」「勉強の難易度が上がること」など、学習面での不安も増える傾向が見られた。

同社は、年齢を問わず多くの子供が「担任の先生との相性」を気にしており、小学生以降は友だち関係や勉強、中高生になると人間関係への不安が大きくなる傾向が見られたとしている。

学年が上がることや入園・入学に関して不安に感じる内容 ※n数は不安の程度を聞いた質問で「とても感じている・少し感じている」と回答した割合より算出(出典:いこーよ2025年3月ユーザーアンケートより)

自由回答では、多くの保護者から子供が新学期を迎えるにあたって感じているさまざまな不安や悩みが寄せられており、保護者が日々子供の気持ちに寄り添いながら、さまざまなサポートを試みている様子が伺えるという。

同調査の詳細は、「子どもたちが感じる新学期の不安についての調査レポート」から確認が可能だ。