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千葉県いすみ市、軽量ランドセルを新入生に無償配布

フットマークの布製ランドセル「RAKUSACK JUNIOR」を採用

フットマーク株式会社が、同社の布製ランドセル「RAKUSACK JUNIOR(ラクサックジュニア)」が千葉県いすみ市の「新入学児童軽量ランドセル配布事業」に採択されたと発表

フットマーク株式会社は、千葉県いすみ市が実施する「いすみ市新入学児童軽量ランドセル配布事業」において、同社の布製ランドセル「RAKUSACK JUNIOR(以下、ラクサックジュニア)」が採択されたことを発表した。同事業は、子育て世帯の経済的負担を軽減し、児童の健全な成長を支援する目的で行われ、千葉県では初の試みとなる。

ラクサックジュニアは、従来のランドセルの形状を引き継ぎながら、布製で軽量化を実現。体型に合わせた3サイズ展開や豊富なカラーバリエーションがあり、体への負担を軽減させる工夫や背負った際に「軽く感じる」設計が評価された。

同社は、「重い荷物は背中側に密着させる」という登山のパッキングを参考に軽く感じる仕組みを開発。バックの中にある幅広のベルト(ブックストラップ)が重たい教科書をしっかり体幹近くに固定し、教科書の揺れを防ぐことで体への負担を大幅に軽減できるという。

独自開発の「ブックストラップ」で教科書の揺れを軽減
重い荷物を背中に密着させることで軽く感じる仕組みを開発

さらに、子供の体型から創生した3Dパターンの肩ベルトと体型に合わせて自由に位置を調節できるショルダーストラップ・チェストストラップで体への密着性を高めている。

3Dパターンの肩ベルトと体型に合わせて自由に位置を調節できるショルダーストラップ・チェストストラップを採用

いすみ市の同事業では、2025年度の新入生を対象にラクサックジュニアが無償配布される。ランドセルの選択肢が広がる中で、布製ランドセルは「機能性ランドセル」として認知が進んでおり、ラクサックジュニアが採用されるのは、茨城県土浦市、茨城県かすみがうら市、宮崎県木城町に続いて4件目となるという。