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関西弁の「AI保育士」に子育て相談、無料のモニター募集開始
2025年2月7日 17:00
育児支援サービスを提供するトモイク株式会社は、新たなAI子育て相談サービス「AI保育士:松井先生」をリリースすることを2025年2月7日に発表した。AI保育士:松井先生は、LINEで24時間いつでも子育ての悩みを相談できるAIチャットボットで、関西弁を交えながら親に寄り添い、実用的なアドバイスを提供する。
同サービスは、中央大学との共同研究に基づき開発され、心理学とAI技術を融合した信頼性の高い育児アドバイスを提供する。科学的根拠に基づいた情報をもとに、安心して育児の判断ができる環境を整える。
また、アプリのインストールが不要で、LINEの公式アカウントを友だち登録するだけで利用が可能だ。夜泣きや離乳食、イヤイヤ期など、育児の悩みを入力すると、AIが数秒で回答する。単なる定型文ではなく、会話の流れを理解して追加の質問を投げかけながら、的確なアドバイスを提供するという。
さらに、相談履歴や子供の年齢・性格を学習し、成長に応じたアドバイスを行うのが特徴。利用を重ねることで、専属の保育士が伴走するかのようなサポートが可能になる。
なお、回答に対してユーザーが簡単にフィードバックを送信できる仕組みも備えており、保育士や臨床心理士、子育て中の親などの意見をリアルタイムで反映。実用的で質の高いサポートを実現できるようにした。
本リリースに伴い、トモイクは先着10,000名の無料モニターを募集する。モニター期間中は、LINEを通じてAI保育士の機能を試すことができ、フィードバックを提供することで、サービスの改善にも貢献できる。申し込みは公式サイトから行うことができ、定員に達し次第、募集を終了する。
トモイクは、データを活用して個別対応の精度を向上させることで、より的確なアドバイスを提供できるよう努めるほか、保育指針との連携を強化し、保護者が安心して育児に取り組める環境を構築するとしている。