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3千人の中高生に「赤ちゃん学」を授業した著者が執筆『未来のために知っておきたい みんなの子育てスキル』発売

『未来のために知っておきたい みんなの子育てスキル』(水野正司 著/発行:株式会社マイクロマガジン社)

株式会社マイクロマガジン社は、2024年10月11日に『未来のために知っておきたい みんなの子育てスキル』を発売した。

同書は、これまで3千人以上の中高生に対し、YouTubeで「赤ちゃん学」の授業を配信した水野正司氏が、身近に赤ちゃんを感じる機会が少なくなっている子供たちに、赤ちゃんとの接し方の初歩を伝えるもの。

同書では、問いと回答・解説がセットとなっており、赤ちゃんが泣く理由のほか、夜泣きが収まらないときにどうすればよいかなど、理由や対処方法について、基礎的な知識を学べる。

赤ちゃんの夜泣きを止める方法

具体的には、赤ちゃんが泣く原因として考えられる「空腹」「眠気」「おむつの不快感」などを例に挙げ、それぞれの状況に応じた対応方法を解説する。また、赤ちゃんとのスキンシップや、赤ちゃんが安心できる環境づくりの重要性についても触れている。これにより、赤ちゃんを育てる親だけでなく、親でない人も赤ちゃんと接する際に役立つ知識が身に付く。

水野氏は、読者に「今知ることができてよかった」と感じてもらいたいとし、「赤ちゃんを育てる人だけでなく、みんなが赤ちゃんのことを知っていれば、電車やバス、災害時の避難所で赤ちゃんと一緒になったときに手助けができるかもしれない」と語っている。

なお、書店員からは「同書を産婦人科の母親学級や母子手帳交付時に一緒に渡してほしい」「同書に書かれている知識が備わっている大人が増えたら、子育て世代に優しい社会になるかもしれない」「赤ちゃんのことを学びながら『今の中高生』の意見や考えを知ることができた」といったコメントが寄せられているという。

目次

第1章 赤ちゃんが泣く理由
第2章 正しい遊びの順番
第3章 夜泣きを止める方法
第4章 ストレスに負けないホルモン
第5章 赤ちゃんの心の中を知る方法
第6章 思いやりの心を育てる方法
最終章 親になるってどういうことか考えてみよう

著者

水野正司(みずの しょうじ)
北海道函館市生まれ。北海道教育大学函館校卒業後、北海道公立学校にて小学校教諭、中学校教頭、特別支援学級教諭を34年間にわたり歴任。現在、子育てクリエイターとして「子育てwin3計画」代表を務め、ブログ「子育てwin3計画」、YouTube「学校win3計画」、TOSS-SNS「TOSS子育ての部屋」を主宰。著書に『どの子も伸びる《ちょうどいい》叱り方』(学芸みらい社)など多数、共編著に『向山家の子育て21の法則』(騒人社)などがある。

書誌情報

書名:『未来のために知っておきたい みんなの子育てスキル』
著者:水野正司
イラスト:間宮彩智
発売日:2024年10月11日
定価:1,100円(本体1,000円+税10%)
判型:四六判
ページ数:128ページ
ISBN:9784867166420
発行:株式会社マイクロマガジン社