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やる気不要?おウチ自習室Herazika×漢検が小学生向け学習予定生成サービスを共同開発

株式会社Herazikaと公益財団法人 日本漢字能力検定協会が、漢検合格を目指す小学生向けに「学習スケジュール自動生成サービス」を共同開発

株式会社Herazika(ヘラズィカ)と公益財団法人 日本漢字能力検定協会(漢検)は、新サービスを共同開発し、Herazikaが提供するオンライン自習室「ヤルッキャ」を活用して漢検に取り組む小学生を支援することを発表した。

今回の提携では、小学生の学習計画づくりをサポートする仕組みを新たに開発し、オンライン自習室の利用率や家庭学習習慣化の効果を検証する実証実験を実施する。この取り組みは、神奈川県の「ビジネスアクセラレーターかながわ(BAK)」に採択され、2025年2月に成果を発表する予定だ。

同サービスは、漢検を受検する小学生の家庭学習を効率化するために開発するもので、子供の生活リズムに合わせた学習スケジュールを自動生成し、ヤルッキャに組み込むことでスムーズな学習習慣の形成を目指す。

これにより、学習に対する意欲や集中力などの非認知能力を高め、学習習慣を根付かせるとともに、学び続けることで得られる自信や成功体験を通じて、子供の自己効力感を高めることを狙う。

Herazikaが提供するヤルッキャは、個人のやる気に依存せず、家庭学習の習慣化を進めるオンライン自習室。決めておいた学習時間になったら、スマートフォンやタブレット端末で入室ボタンをタップして学習を開始する流れとなっている。

同自習室の特徴は、学習するお互いの様子を画面に映して、子供の集中力を高めることだ。子供の顔や背景はぼかしが入り、メンバー同士で会話はできないが、同社の調査では「同学年の目線がある方が学習に集中できる」という回答が多く寄せられたという。

同じ時間帯に学習する子供の様子を映し合って集中力を高める