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国立科学博物館、特別展「昆虫 MANIAC」を7月13日より開催

巨大昆虫模型やマニアックな昆虫標本・最新研究を多数展示

マニアックな研究者によるマニアックな昆虫展を7月13日(土)から開催

国立科学博物館は、昆虫をテーマとした特別展「昆虫 MANIAC」を、2024年7月13日(土)から10月14日(月・祝)まで開催する。入場料は、一般・大学生が2,100円(税込)、小・中・高校生は600円(税込)。なお、ナショナル ジオグラフィックでは、開催を記念して同展の監修を務める昆虫博士のエッセイを公開している。

昆虫は約100万種を占める最大の生物群で、多様性が高く変化に富んでいる。世界にはまだ見ぬ昆虫が無数に存在し、身近な環境にも将来の新種や新発見が眠っているという。

「昆虫 MANIAC」の公式サポーターはアンガールズの二人が務めているが、アンガールズの山根良顕氏がテレビ番組の企画で発見した新種の昆虫も展示されるという。

●特別展「昆虫 MANIAC」|CM映像:アンガールズ篇(公式サイトより)

「昆虫 MANIAC」では、国立科学博物館の研究者による、マニアックな視点と研究者セレクトのマニアックな昆虫標本を展示する。最新の昆虫研究を織り交ぜ、カブトムシやクワガタムシといったおなじみの昆虫のほか、クモやムカデなどを含む「ムシ」の多様性に迫る。

「昆虫 MANIAC」の見どころは、下記の通り。

●マニアックな視点の昆虫標本と最新研究

特別展の監修を務めるのは、国立科学博物館 動物研究部の研究員。ハチ類、コウチュウ類、チョウ・ガ類、トンボ類、クモ類のスペシャリストが、マニアックな視点で昆虫標本を選定。最新の研究を織り交ぜ、ムシの多様性を追及する。

5人のムシ博士がマニアックな視点で昆虫の多様性を追究(公式サイトより)

●体長約2メートル、ムシの巨体模型が5体登場!

研究者が監修した5体の巨大模型を展示。展示するのはギンヤンマのヤゴ、エゾオナガバチ、ウスバキチョウ、オオナガトゲグモ、オオセンチコガネ。模型では、飛ぶ様子や産卵する様子を再現している。

エゾオナガバチやオオナガトゲグモなどの巨大模型を展示

●見たことがないマニアックなムシ!!大集合!

10cmを超える巨大なカブトムシから、1mmにも満たない微小なハチまで、珍しいムシを多数展示する。

マニアックなムシが大集合!(公式サイトより)

●ムシにまつわるマニアックな体験

「見る」「触る」「嗅ぐ」「聞く」といった切り口から、多様なムシの世界を体感する。大量発生した素数ゼミの鳴き声や、中南米のみに生息するシタバチが引き寄せる匂いなどを紹介。

「素数ゼミ」の鳴き声を体験(公式サイトより)

●知ればムシとの向き合い方が変わるかも!?人とムシの暮らし

人の暮らしとともにある身の回りのムシの世界を紹介。昆虫採集など、ムシの多様性を知る方法にも迫る。東南アジア原産の外来種や、石垣島でのみ生息するイシガキニイニイの展示も行う。

人の暮らしとともにある、ムシの世界を紹介(公式サイトより)

開催概要とアクセスは以下の通り。なお、展示内容は変更になる可能性がある。

●開催概要・アクセス
展覧会名:特別展「昆虫 MANIAC」
会期:2024年7月13日(土)~10月14日(月・祝)
会場:国立科学博物館(東京・上野公園)
   〒110-8718 東京都台東区上野公園 7-20
アクセス:
 ・JR「上野」駅(公園口)から徒歩5分
 ・東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅(7番出口)から徒歩10分
 ・京成線「京成上野」駅(正面口)から徒歩10分
開館時間:9時~17時(入場は16時30分まで)
 ※ただし毎週土曜日と8月11日(日)~15日(木)は19時まで開館を延長(入場は18時30分まで)
休館日:
7月16日(火)、9月2日(月)、9月9日(月)、9月17日(火)、9月24日(火)、9月30日(月)